西陣にまつわる
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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2022.05.30
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このところ外で仕事するのにハマっている。外っていうのは空の下のこと。
公園へ行ったり、鴨川へ行ったり。時にはどこかのベンチで仕事をすることも。
最近は気温も高くなってきたので、日陰を選んだり時間帯を選んだりして良きタイミングで外に繰り出す。そう。コロナ禍で家にいすぎたせいか外の気持ち良さにハマっちゃいまして。
レジャーシートと飲み物があればどこでも仕事ができるのはありがたいね。
イヤホンもノイズキャンセリングなので打ち合わせも可能。
打ち合わせ中に鳥の声が混じるもの気持ちいい。
船岡山とかすごくおすすめ。
あと岡崎公園も。

小野友資

Y小小野友資

2007年より1-10に参加、モーションデザイナーとしてウェブサイトからデジタルサイネージまで様々なフィールドに渡る制作に関わる。在籍中の2013年個人活動としてYUYBOOKSオープン。本をコミュニケーションツールとし、企画やデジタル作品を展開。2016年よりデジタルの活動をフリーランスへ。デジタルつかってアナログなもの集めています。

2022.05.28
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初めて自分で口座を開設した銀行と支店を、覚えているだろうか?わたしにとってのそれは、京都信用金庫西陣支店。高校三年生の頃、大学受験が終わってからは、初めてのアルバイトをすることに。そこで、給与振込に必要だったため、口座を開設したのだ。それまでは親が作ってくれていたゆうちょの口座しか持っていなかったため、より自分で管理する感があったように思う。

一度開設してしまえば、支店やATMは京都中にあるためわざわざ西陣支店に寄って入出金する必要はないのだが、先日結婚を機に苗字が変わったので、手続きが必要になり、久しぶりに西陣支店に行ってみた。いつ振りとかはもうわからなかった。3年前に新店舗としてリニューアルオープンされているので、懐かしさは無かった。用事を伝えると、受付のお姉さんが「おめでとうございます」と言ってくれたので嬉しかった(案外、役所関係の方にごく事務的に対応されることも重なっていたので)。地元の友人のお母さんが勤めていたけれどまだおられるのかな。

夫は先日、24JIN NEXTというイベントの展示を見に京信西陣支店へ行ったらしい。なんというか少しエモい、かも。

龍田 春奈

咲里畑 届けびと龍田 春奈

1993年京都生まれ。西陣育ち。京都市西京区大原野「咲里畑」にて、季節の多品目の野菜、ハーブ、エディブルフラワーを、農薬や化学肥料を使わず育て、販売している。農ある暮らしの中に感じる豊かさを、人に届けることに喜びを見出しています。

2022.05.25
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木曜日の午後は、佛教大学で非常勤講師をしています。
帰りはいつも千本通から適当に路地に入り、町家などの街並みを眺めながら、ぶらぶら歩いて帰ります。
この日は、源湯さんに自分のコラムが飾られていると聞いたので、ふらっと覗いてみました。

昼間だったこともあり、広い浴室を独り占めすることができました。
井戸水を薪で沸かした熱めのお湯が心地よく、いろんな湯船を堪能しました。
風呂好きが高じて修士論文のテーマを「高齢者とお風呂」にした私にとって、450円で極楽気分が味わえる銭湯は日本の宝です。

お湯の中に身体を沈めると、アルキメデスの原理によって手足が動かしやすくなるので、リハビリテーションの効果が得られやすくなります。
また、筋肉がほぐれて関節の可動域が広がるので、より高い効果が期待できます。
自宅の狭い浴槽だと、どうしても身体の動かせる部分が限られてしまうので、たまには銭湯に行かれると良いのではないでしょうか。

風呂あがり、何とも居心地の良いくつろぎスペースで、籐の椅子にもたれて冷たいジンジャーエールを飲みながらワンピースを読んでいたら、いつの間にか眠っていたようでした。
何とも贅沢な時間を過ごすことができました。

中島慶行

京都市小川特別養護老人ホーム 施設長中島慶行

立命館大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。 2009年より2年間、京都市小川特別養護老人ホーム副施設長兼京都市上京区地域介護予防推進センター長を務めたあと、伏見区の施設に異動。 2019年、京都市小川特別養護老人ホーム施設長兼京都市上京区地域介護予防推進センター長として復帰。 銭湯と牛乳とじゃこ天が好きです。

2022.05.23
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西陣の木は手招きをするらしい。
新大宮商店街を歩いていた時のこと。ふと街路樹を見やると、木から「手」が生えていた。手袋が木にかけられているのだろうか。それにしてはずいぶんと木に馴染んでいる。おいでおいでと手招きされ近寄ってみたが、近くで見ても区別がつかない。裏側を覗いてやっと、手袋だという確信を持つことができた。
もとは単に引っかけられていただけの手袋。月日が経つにつれ、コケだか地衣類だかに覆われ、徐々に木と一体化していく。ああ、これは街と同じだな、と思った。
新しい街にすぐに馴染むのは難しい。それでも、長くいれば否が応でもその街に染まっていく。気付けば、街の一部になっている。
西陣に来たばかりという人も、じきに「西陣の人」になってゆく。そのうち、どこかで手招きをしているかもしれない。西陣においで、と。

重永瞬

京都大学文学部地理学専修重永瞬

地図とまち歩きが好きな大学生。“西陣の端っこ”(お隣?)仁和学区で生まれ育つ。大学で地理学を学ぶかたわら、まち歩き団体「まいまい京都」でスタッフとガイドを務める。なんでもない街角の記憶を掘り起こしたい。古本とラーメンが好き。

2022.05.22
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オサノートという名前は西陣織の道具、筬(おさ)ノート(音)からきているそうだ。
一年間書いて最後の今回は西陣の音について書きます。

僕はたしかに音を出しに西陣に来た。90年代の中頃、西陣の染物屋の二階で所謂セッションをするためにギターを持って初めて西陣に来たのだ。
憶えいるのが、ギターと打ち込みの音と混ざった染物の機械の音。
演奏が終わり、うどん屋の出前で丼を頼んだ。
その場所は、たぶん今住んでいるところの近所なのだろうが染物屋もうどん屋も、その時録音した音源もいまだに見つけられない。

数年後、真夏の暑い日にまたギターを持って西陣を訪れた。今度は募集に来た人と演奏をするためである。
ドラマーでヴォーカリゼーションというものにも興味があるというその巨漢の男の部屋で机やグラスを叩いた音にギターをつける。
続いて巨漢から奇声。ヴォーカリゼーションというものなのだろう。
すぐに近所からの苦情で隣の神社に追い出され、そこで蚊に刺されながらギターを弾いた。羽虫の音と木のパーカッションとギターの音。

僕だけでなく、90年代の鬱屈した若者(一部だろうが)は即興で音楽を演奏する事を好んだ。混沌とした中になにか方向性が見えるのが面白かったのだと思う。
僕自身はその後、演奏はあまりしなくなり、CDのジャケットやチラシなどに絵を描いていた。

来週、東京に行く。そんな感じでミュージシャンになった友人の音楽スタジオを手伝うつもりなのだ。
楽器や機材は運び込むが、具体的になにをするのか全く考えていない。
ただ、そこで作られる音楽は綺麗にパッケージされていくとしても、染物屋や神社で出た音と本質的にはあまり変わらないと思っている。

読んでくれてありがとうございました。
また、西陣のどこかでお会いしましょう。

景井雅樹

版画家景井雅樹

京都の版画工房で銅版画を始める。 2006年頃より、毎日の出来事をノートに青いボールペンで描く絵日記形式の作品を作り始める。 一日1ページで現在4000ページほど。まだ毎日描いている。 コーヒーと自転車と音楽の愛好家。

2022.05.18
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4月に鹿児島の実家に引っ越した知人が、ひと月経たない内に京都が恋しくなり好文舍へ寄ってくれました。リラクゼーションの仕事をされていて、鹿児島と京都の2拠点生活が目標との事です。すぐに実現は難しいかもしれないですが、リラクゼーションだけでなくても何かと掛け合わせてイベントなどして、将来の仕事に繋がることが出来たら良いねと彼女と話をしていました。

 

西陣エリアにはユニークな活動をしている個人やお店が多いので、せっかくなので横のつながりを作って、みんなで地域の魅力を外へ発信できればなあと思っています。そういう訳ですので、読者の皆様の中で素敵なアイデアをお持ちの方がいらっしゃれば教えていただけると嬉しいです。

 

ところでその知人ですが、京都で何をして過ごしているのか尋ねると、お寺で写経しているらしく、きっと功徳を得て彼女には明るい未来が待っていることと思います。

宇野貴佳

好文舎店主宇野貴佳

油小路の路地奥でギャラリー喫茶を運営しています。 目立たない店が故か、ちょっと個性的なお客様が多いように感じています。 ここでの出会いを中心に、見聞きしたあれこれをお話しできれば幸いです。

2022.05.16
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僕はUSJの話をしているとUSJに行きたくなるし、平家物語の話をしていると寂光院に行きたくなる性分だ。先日、友人とパンの話をした。正確には、美味しいクロワッサンを食べたいという友人の願望をひたすら聞いていた。ので、パンが食べたくなり、大正製パン所を訪れ、いくつかパンを買った。もちろん、クロワッサンは一番最初にトレーに乗せた。と思う。
大正製パン所といえば、このコラムを読んでいる人ならきっと知っている人も少なくはない老舗のパン屋さんだ。千本今出川の交差点からほど近いところにあって、緑色の看板が店前に立っている。赤い文字で描かれた「大正製パン所」の下には、緑色の「創業大正八年」が並ぶ。
大正八年は、西暦に直せば1919年であり、調べたところによるとカルピスが販売された年らしい。実はカルピスと同い年のパン屋さんが西陣にあって、とても美味しいから行った方がいい。という伝え方で誰かにおすすめすれば、その誰かは老舗のパン屋さんかカルピスに興味を持ってくれるに違いない。あるいは、ここのパン屋さんはカレーパンが美味しくて、カルピスとの相性が抜群なんだ、と熱心に語れば、どうなってしまうのか見てみたい。

益田雪景

ライター益田雪景 オサノート

広島県出身。同志社大学在学中。大学ではボランティア支援室学生スタッフARCO及び新島塾2期生としても活動中。小説家は太宰治と遠野遥、映画は「劇場」と「ミッドナイト・イン・パリ」、音楽はgo!go!vanillasとB T Sが好きです。

2022.05.14
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2022年 春
妙蓮寺の桜が綺麗だったので
夜、特別に撮影させて頂き感謝でした

コラムの内容が思いつかないので
写真でお楽しみください(^^;

林亮

タクシー運転手林亮

2019年にまるごと美術館を知り、夜間拝観にお客様をお連れし、その時頂いた福銭の5円玉がご縁を呼んで 西陣、上京区の 沢山の方々と繋がる事が出来ました。 日々 自分地元はもちろん 西陣、上京区を応援してます。

2022.05.11
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新緑真っ盛りのシーズンがやってきています。皆さんは、普段新緑をゆっくり見てみよう思うようなことはありますか?紅葉や桜などに比べて、新緑は意外と見過ごされがちじゃないかなぁと、個人的には思っています。でも新緑、すごく好きです。紅葉や桜は見れる期間が短いし、雨や風ですぐに落ちて見頃が終わってしまうけど、新緑の期間は長いし、雨や風でも落ちません。むしろ、雨にはより映えます。あと、紅葉は葉っぱの寿命が終わりを迎える時なので、真っ赤になったときはきれいだけど、だんだん色がくすんでいくし、個人的には見ていて寂しい気持ちもします。でも新緑はどんどん緑が濃くなっていって、生命の力を感じるので見ていて元気や日々の活力がもらえる気がするんです。なので、完全に僕の主観ですけど、是非皆さんも近所でいいので、紅葉を見にぶらっとしてみてはいかがでしょうか?西陣にはお寺や公園も多く、船岡山なども近いので、様々な種類の新緑を愉しめますよ!

南知明

上京ちず部 副部長南知明

鴨川近くで生まれ、幼い頃から近くの上京区の商店街の店主の方々に見守られ育つ。現在は「まいまい京都」商店街食べ歩きツアーなどのほか、地理好きを活かし、「上京ちず部」副部長など、上京区全般で活動。本業は宿泊業。京都観光おもてなしコンシェルジュ。

2022.05.09
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こんにちは、〈みよしの〉です。

遡ること、ひと月ちょっと。
地下鉄今出川駅近くでの所用を終え、好天に誘われプラプラ歩いていると

烏丸通から西に入った道で工事があり、片側に身を寄せたちょうど目線の先に「Bazaar Cafe」とランチのメニュー……

バザールカフェ……?
ひょっとして、ここはオサノートのコラムでお見かけするお店?

2時間前に朝食を済ませた事もすっかり忘れ、迷う事なく本日のランチを頂きました。

タイのチキンのランチ。
私好みのカリッとした炒め具合、レモン風味も爽やか~。
一口で無理なく頂けるサイズもおちょぼ口の私にピッタリ(オホホホww)

それにしても
ここら辺り結構歩いているのに全く意識した事なかったなぁ~。
街中にいてこの解放?開放?感。
お庭の端にも、ボールが無造作に転がっていたり。

このご時世、どこへ行ってもソーシャルディスタンスだけど、こちらはパンダちゃん1匹分。
へー、と面白くて後で検索したら大きいパンダは本当に体長2メートル近くでした。

今度またテラス席でゆっくりしたいな。
でもさすがに夏場はカンカン照り。
屋根の上には追加でトトロの葉っぱの傘100枚ほど(足りる?)……お願いしますww

みよしの

みよしの

よもや、よもやの50代。 "西陣''の軒下にて30余年、ひっそりと暮らす地方出身者。 15万円入りの封筒を2度も!落とす令和のうっかり八兵衛。