西陣の夜空に輝くお月さま

 

 

2023年9月29日。夜空に大きく浮かび、西陣の街を照らす満月を見ただろうか?今年は、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事である十五夜が29日にやってきた。そんな美しい月を見逃した人、西陣での十五夜を体験したい人に、今回は晴明神社に浮かぶ美味しそうで堪らない月をご覧いただきます。

 

 

 

 

晴明神社は、平安時代中期の天文学者である安倍晴明公をお祀する神社。創建は、寛弘4(1007)年。暗い夜空に光を放つ星たちのように、西陣という地に、「星のマーク」がついた灯りがポッと現れる。そんな「星のマーク」は、「五芒星」と呼ばれ、晴明公が創られた陰陽道に用いられる祈祷呪符のひとつだ。この可愛らしいマークに惹かれて、この神社に訪れる人も多いのではないか。私もその一人だ。鳥居の額にも、神社名やお祀りしている神様の名前ではなく、「星のマーク」が掲げられている。そんな数多くの星々にが浮かぶ夜空に、お月さまを探してみる。

 

 

 

 

あ、見つけた。「なんて美味しそうな月!」と、思わず歓喜を上げてしまった。今回一つ目に紹介するプチメックのパンは、「白桃と葡萄」。上品な二文字が目に入り、思わず手に取ってしまった一品目。こちらは、ドライピーチとサルタナレーズンがたっぷり入った、硬い食感が特徴のセーグル。甘みが凝縮されたドライフルーツと、素朴な味のパンの組み合わせ。私が大好きでたまらない素材たちの共演だ。サルタナレーズンは、実が柔らかく、すっきりとした甘さが特徴のレーズン。パンを噛めば噛むほど、ほどよい甘さが口に広がっていく理由は、甘さの四則計算が行われていたから。そんなトキメックこだわりに気づいたときには、お月様はもういない。私の胃に沈んでいったのだ。あたりまえのことではあるが、夜にしか輝くことができない月。でも、毎日それを見ることはできる。いっときの輝きのようで、永久の輝き。トキメックパンも、美味しさを味わうことができる時間は一瞬。しかし、プチメックに行けば、毎日それを味わうことができる。トキメックパンは、すべてお月さまなのだ。

 

 

 

 

お月さまが沈んだあとも悲しむ必要はない。片手には、まだ、アプリコットとホワイトチョコが輝くパンが残っているからだ。続いて紹介するのは、「アプリコットとショコラブラン」。こちらは、プチメック創業25周年の第6弾として発売された新商品。外はカリッと、中はフワッとした食感のパンに、アプリコットリキュールに漬けたドライアプリコットとホワイトチョコが混ぜ込まれた一品。チョコレートの舌に残るミルク感と、甘酸っぱいアプリコットの相性は抜群。口の熱によって溶けていく甘さは、くせになる美味しさ。また、チョコレートの甘さによって、引き立てられるアプリコットの甘酸っぱさは、甘すぎるのも苦手、だからといって、酸っぱすぎるのも苦手、そんな人におすすめの素材。明かりに照らされて燦然と輝くアプリコットは、“ほどよく”を愛する人から見たときの輝きだったのだ。

 

 

 

西陣での、お月見体験はいかがだっただろうか。心も、お腹も満たされた一夜になっていれば幸いです。そして、これからは、空を見上げ満月を見つけたとき、「美味しそう。」とつぶやいてしまうのは、私だけではないはず。