お正月を過ぎた1月6日、バザールカフェの大掃除をしました。集まったのは15名ほど。黙々と作業する人、おしゃべりの間は手が止まる人、お昼ごはんを作る人、人がやっている作業を見てやりたがる人、大変な作業を買って出る人…。
以前に、バザールのことを「だらだらでばらばら」と表現した人がいます。この日も掃除という作業を通して、それぞれのやり方やペースが尊重されている光景がありました。冬晴れに、彼らの表情はゆるっと力が抜けていて、それを見て私も気持ちいいなぁと思ったのでした。
流行の感染症を取り巻いて、これをやったらだめとか、こうしないといけないとか、そういったことに、ぎゅっと身も心も支配されてしまいそうになることがあります。それはそれで受け入れつつ、一方では、のびのびと、体と心をほどくような感覚を、より大切に扱いたいなぁと思った、今年のはじまりです。
そういうわけで、きっとあなたの1年も、いい1年!
バザールカフェ店員 狭間明日実
バザールカフェ事務局6年目。日々の営みをとおして、場から起こるもの、個人がのびのびと生きることなどを考えています。 傍らで、地域、福祉、食べることにまつわるいろんな仕事や遊びをしています。 同志社大学社会福祉学科卒業。社会福祉士。海が好き。