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宇野貴佳

好文舎店主宇野貴佳

油小路の路地奥でギャラリー喫茶を運営しています。 目立たない店が故か、ちょっと個性的なお客様が多いように感じています。 ここでの出会いを中心に、見聞きしたあれこれをお話しできれば幸いです。

2022.03.27
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こんにちは。
私、東山区の金剛寺さんでおてらカフェを主催していて、前回偶然に好文舍の常連さんが意図せず参加いただき、世間は狭いなあと盛り上がりました。

おてらカフェは地域の居場所作りや交流会の場として今年で7年目。行政や社会福祉協議会、地域包括支援センターなどとの連携を通して朝の交流会に留まらず、金剛寺さんが主体となり介護者カフェなどの形で更に開かれた展開をしています。

上京区でももしかしたらすでに同じような取り組みがあるかもしれませんが、寺院などの既存の場を活かして個人がアイデアで面白いことにチャレンジしてみてはと思います。意欲的なご住職は意外に多いかも!

2022.02.23
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庭の梅の蕾が丸く膨らみ、そろそろ開くかと静かに眺めていると、キーキーと高い悲鳴と共にバタバタ落下する飛来物が。

ハヤブサのような猛禽類が獲物を逃すまいと鷲掴みにし、羽毛を舞い上がらせながら抵抗する小鳥の声もやがて消えて、という弱肉強食のドラマがうちの箱庭で繰り広げられるシュールな光景を目の当たりにしました。

物知りの知人によると、猛禽類は御所や二条城に意外と住んでいるらしく、豊かな自然が身近にあることに改めて気付かされました。

今年は梅の花芽がたくさん付いています。花が咲くとメジロが遊びに来るので今から楽しみにしています。

2022.01.21
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好文舍はギャラリーだけでなく喫茶営業も行なっているので、たまにグルメのインフルエンサーが来られます。うちみたいな隠れ家というか隠れっぱなしの店をよく見つけましたねと尋ねるのですが、彼らは情報収集が得意のようで私よりもネット上の好文舍の掲載情報をご存知であったりします。
最近、知人が近くにタルトのお店をオープンしたのですが、その彼女も新店情報をアップするインフルエンサーの店舗紹介をきっかけにSNSのフォロワーが倍になったと驚いていました。影響力すごいですね。
この地域は住宅が中心ですので、お客さんにはネットで情報を見つけてもらい、わざわざ来ていただく必要があります。しかし、私は色違いのソーダを並べたりパフェの上に動物を乗せたりといった視覚的な「映え」は苦手ですので、せめて和やかで良い時間を過ごしたと口コミをアップしてもらえるように頑張らないとと思う次第です。
ところでうちの2軒隣にコーヒー店ができるそうで、只今工事中。店舗紹介のインフルエンサーさん、新店舗情報のついでに好文舍のこともちょこっと触れてくれないかなあ。

2021.12.11
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振り返れば今年も厚い雲に覆われた一年でしたが、もうすぐ2021年を終えようとしています。丑年は我慢の年でしたが、来年は芽吹き成長の礎となる壬寅。明るい気持ちで新年を迎えたいものですね。

ところで皆さん、初詣はどちらへ行かれるのでしょうか。私はすぐ近くの護王神社へ。亥年以外は比較的空いていてゆっくりお詣りできますよ。
一方、最近話題の御金神社は御池通まで続く大行列らしいですね。
本当、給付金の窓口のようなつもりで並ぶのやめてあげて下さい。金属の神様ですから。きっと戸惑っておいでの事と思います。お金を儲けたければ伏見のお稲荷さんへ!

というところで、少し早いですが皆様良いお正月を。またオサノートでは大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ちなみに好文舍は正月から開ける予定です。初詣のついでにぜひお立ち寄りください。

2021.11.11
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きょうはいい事いっぱいありそうな11月11日。ポッキーとプリッツの日として最近は知られていますが、実は「西陣の日」らしいですよ。ご存知でしたか?

応仁の乱が治まったのが文明9年11月11日。以降疎開していた織の職人達が京都に戻り西陣織の発展に繋がったそうです。また「西陣の日」と制定したのは西陣織の組合で昭和42年の事。当時は大変景気も良く、きっと西陣織に携わる人達は我々が西陣、そして京都を支えているという強い自負と地域への愛着があった事でしょうね。

翻って今の西陣はどうでしょう?
この同じ地域で共有できる想いを捉えにくくなっているのかなと私自身は感じています。
もしここに暮らす人々を横断して結び付けるような価値観がはっきり見えれば、それがこの町の次の魅力に繋がるのかな、そしてその為のキーワードはやはり「ものづくり」なのかなと、西陣の日をきっかけにして考えを巡らせています。
皆で西陣を盛り上げていきましょう!

2021.10.12
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お茶の先生から電気の風炉を格安で譲っていただいたので、早速同じ社中の陶芸作家と二人でお客さんをおもてなし。これを機に、お茶を楽しむ企画を色々試してみたいなと思っています。
またこのエリアはすぐ近くの楽美術館をはじめ茶道にゆかりのある地域ですので、その恩恵にあやかれたらとの下心も。気楽なお茶会の場所をお探しの皆さんにも使っていただければと考えています。
敷居は低く、楽しいお茶のアイデアをお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお話を聞かせてくださいね。

2021.09.11
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我が家では来客の折に時々仕出しを取ります。幸いこの界隈には仕出し屋が多いので、きっと皆さんにも馴染みの一軒があるかもしれません。

ある知人によると慶事や法事で、萬重さんの弁当ならラッキーと嬉しくなるとの事。また別の知人はおせちは毎年なおみさんにと決めているとか。そんな事を聞くと仕出しにもそれぞれのこだわりがあるのだなあと面白く思います。

うちではもし気楽なファミリーの集まりなら二和佐さん。唐揚げなど子供の喜ぶものも加えてオードブルをお願いする事があります。
大人の集まりならおすすめは井傳さん。少ない数でも配達してくれるのが気楽。何より価格の割に高い完成度で、何度もお願いしていますがハズレが無いです。

今はなかなか外食しにくいですから、自宅で自分用にお願いするのも楽しいかもしれませんね。一度お試しください。

2021.08.12
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今年も地蔵盆は従来の形で実施することは難しい状況ですね。うちの町内はお参りと子供への駄菓子の配布と花火のみ。2年前は写真のように流しそうめんしていたのに。町内の皆が一緒に集まる行事は地蔵盆と区民運動会だけですからさみしい限りです。

私いま町内の組長と体育振興会の役ですので、行事が無いなら楽といえば楽ですが地域と関わる機会を失ってもったいない気持ちもしています。

よその地域の事は住んだことがないので知りませんが、上京区は町内の結び付きが強いように感じるのですがどうなんでしょうか?
以前住んでいた町内は、地蔵盆ではバーベキューして夜も宴会。運動会では優勝カップでビールを回し飲み、その後はみんなでスナックでカラオケ大会をするような楽しい町内でした。(もちろんコロナ前ですが。)今の町内はそれと比べるとドライですが、なんとなく仲間意識で繋がっている安心感がします。

京都へ移住される方や学生さんも、もし可能なら町内会に参加してより深く京都暮らしを体験されてはどうかと思います。いけずなんて実際には無く、あたたかく迎えてもらえると思いますよ。それではまた。

2021.07.13
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こんにちは。
下長者町堀川を西へ行くと金谷正廣さんという昔ながらの和菓子屋があります。先日金谷さんのテレビ取材の場として好文舍を使っていただきました。

そしてそのご縁で、谷口キヨコさんが当店に。私、中学生の時から毎日ラジオを聴いていたのでキヨピーと出会えて感激です。

それはさておき、金谷さんは京セラ美術館の企画に合わせてオリジナルで生菓子を制作されたり、金工作家や陶芸作家と菓子器等を制作したりと新しい事にチャレンジされているのですが、その姿を見てこれからの伝統工芸はオーダーメイドに活路を見いだしてはと考えさせられました。

作り手が情報発信しエンドユーザーとコンタクトできる時代、既存の流通システムに頼ってばかりでなく、職人が直接顧客とやりとりしてより満足度の高い品を直接提供する。そういう事ができれば職人の町西陣の元気につながるのではとも思います。

ちなみにテレビの放送日は7/17 朝9時半からKBSです。興味がある方は見てくださいね。

2021.06.14
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こんにちは。
さて皆さんはいつも決まって通る道ってありますか。私は東西南北いく筋も交差する道の中で、ついいつも決まった経路を選んでしまいます。
信号の配置等で無意識に通行しやすい道を選択している可能性もありますが、きっとその道は通りたくなる何か理由があるのかなと思います。私自身のケースで考えると、それはお気に入りの馴染みの店がある通り。
御所西・西陣エリアは個人店ばかりなので、きっと私の知らない魅力的なお店が他にも隠れているのだろうと思いますがそれはそれ。決まった通りばかり、まるで獣道のように移動しています。
カフェデコラソンの小川通、大源と金谷正廣の下長者町通、入山豆腐の椹木町通、鳥の木珈琲の夷川通。ちなみにうちの前の油小路通、最近新店がいくつかできて今注目の通りではと勝手に思っています。
皆さんの通る道にもお気に入りの何かがあるのでしょうね。

それではまた。