西陣にまつわる
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2/22

西陣にまつわる人々が、綴るコラムCOLUMN

書き手

横山恵

探り手/運営横山恵 KéFU stay&lounge

KéFU stay&loungeカフェ宿泊事業統括マネージャー。「オサノートを通して西陣の街を訪ねてほしい」という思いでメディアを設立。普段は宿泊施設やカフェの現場に立っていたり京都を走り回っています。純喫茶とロックライブが好き。すてきな純喫茶情報お待ちしてます。

黒田健太

紡ぎ手/綴り手黒田健太 KéFU stay&lounge

初めまして、 西陣に住んでいる黒田健太です。 夜のがらんとした千本通を歩くのが好きで、たまに夜中に出かけます。生活をしていると忘れてしまうのですが、そんなささやかな時間にときどき立ち寄りたいと思っています。

山内麻結美

紡ぎ手/探り手山内麻結美 KéFU stay&lounge

最近、西陣で暮らし始めた大学生です。歩くたびに地元とは違う京都の空気や景色に惹かれるようになり、気になる場所にはつい Google マップにピンを立ててしまいます。ピンを制覇するのも目標で、行きたいところもたくさんあります。西陣のまだ知らない場所、一緒に巡りませんか?

石橋ゆい

探り手/拓き手石橋ゆい KéFU stay&lounge

西陣に来たばかりの大学生、石橋は叩いて渡らないタイプ。 忘れん坊ですが、行動力は一人前。面白いものを見つけるとすぐ寄り道してしまい、よく西陣でも迷子になります。それもまた楽しいんです。 オサノートを通じて、この地域のことを皆さんと一緒に知っていけたら嬉しいです。

KéFUスタッフ

KéFUスタッフ


2026.02.11
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2月8日。日中から降り続いた雪は積もり続け京都は雪景色となった。

20時13分、鴨川。トレッキングシューズの中で雪が転がっている。雪中から片足を抜いてはまた差し込んでを繰り返している。ザクザクと歩みを進める。友人と夕食の約束をした時間が迫る。鍵穴が凍ってしまった自転車はスーパーに置いてきてしまったし、川端通りの車通りは絶えタクシーも捕まらないので、鴨川を北上し地下鉄に乗ることにする。巻いたマフラーは凍ってしまって肩の上で立っている。友人から着信があり通話状態にする。約束の時間に遅れていることを謝り現状を伝える。返答はない。スピーカーにしても聞こえない。相手の音声が聞こえない。電波の問題かと思いこちらからもかけ直すがやはり聞こえない。どうやらこちらの声も届いていない。携帯電話をポケットにしまうと周囲の音が消えていることに気づく。街の音を吸い込んだ雪が足下に溜まっていって靴底にへばりつく。

雪は相変わらずしんしんと降る。そういえばそんな名前の深夜喫茶があったなあと思い出す。夜あかりが雪に照り返って昼間よりも明るく感じる。鴨川にあるものに等しく雪が積もって丸みを帯びている。蛇口、ベンチ、石碑、注意喚起の看板。河川環境を整備する角張った設置物たちの輪郭がゆるくなる。歩き続ける。人はいないがひとでないものたちとすれ違う。ゆきだるま、人型の雪跡、かまくら。それらを作った人たちはどこにいったのか。かまくらの中を覗いてみるとあたたかい。室内は思ったより広い間取りで作り手の力量がうかがえる。三人くらいは入れそうだ。部屋の奥にもまだ何かある。童心に帰る恥ずかしさも雪が隠してくれるから有り難い。かまくらからお暇して、すこし走ってみたりしてぜぇぜぇと空気を吐き出す。酸素が喉を濡らす。同じことを考えたのか対岸では数人が雪坂を転がっていく。悲鳴と歓びが混じった声を聞く。雪は大人の輪郭もまるくしてくれるらしい。風邪をひかないようにね。音が戻ってきたことに気づく。そろそろ電話をかけても繋がりそうなので再び川端通りへ戻る。電話するよりも先に蕎麦屋で待つ友人から気遣いのメッセージが入る。あたたかい蕎麦が待っている。行く、と伝える。

黒田健太

紡ぎ手/綴り手 黒田健太 KéFU stay&lounge

初めまして、 西陣に住んでいる黒田健太です。 夜のがらんとした千本通を歩くのが好きで、たまに夜中に出かけます。生活をしていると忘れてしまうのですが、そんなささやかな時間にときどき立ち寄りたいと思っています。

2026.01.24
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1月1日、仕事のために外に出てみると、いつも静かな西陣の街が、さらにしんと静まり返っていた。寒い中でも元気に自転車を走らせている学生の姿も、スーパーの前で井戸端会議をするおば様たちの姿も見当たらず、一人この世界に取り残されたかのような気持ちで歩いた。

お正月になると人混みで進めなくなる観光地の京都とは違う、生活の匂いがするこの静けさが、私はけっこう好きだ。

 

すぐに答えが出ないものを、ゆっくり眺めるのが好きになったのは、この街に来てからだ。ここ3年くらいでフィルムカメラを撮るようになった。スマートフォンやデジタルカメラで撮るよりもずっと慎重に、しかし案外大胆に撮っていくのが楽しい。ハーフカメラのため、36枚フィルムでも72枚撮ることになる。下手をすると撮り始めてから現像までに半年くらいかかってしまうこともある。

半年前にカメラ越しに見たものは、思っていたよりも普通の景色で、SNSなどで公開するほどのものでもない。しかし、そのときの私は「なんかいいなぁ」と思ったのだろう。

 

この街に住み始めて7年。古い家がなくなり、お店の顔ぶれが変わるなど、多少の変化はある。それでも、いつも散歩している犬と出会うことや、毎年同じ順番に咲く交差点の桜、競うようにイルミネーションを飾る三軒の住宅などは、私にとってのなんかいい西陣の風景だ。

 

誰にとっても、この街には「自分だけの風景」があるのだろう。

街に住む人それぞれの風景を、このオサノートを通じて少しでも教えてもらえると嬉しい。

横山恵

探り手/運営 横山恵 KéFU stay&lounge

KéFU stay&loungeカフェ宿泊事業統括マネージャー。「オサノートを通して西陣の街を訪ねてほしい」という思いでメディアを設立。普段は宿泊施設やカフェの現場に立っていたり京都を走り回っています。純喫茶とロックライブが好き。すてきな純喫茶情報お待ちしてます。

2026.01.16
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新年が明けて、気づけばもう半月が過ぎようとしています。
京都で初めて冬を越す私にとって、この寒さはなかなか手強く、防寒グッズに頼る日々です。外に出るのが少し億劫になる季節ですが、飲み物を温かい飲み物を飲む朝の時間は、私の小さな楽しみになっています。

そんな年明けの1月4日、KéFU stay&loungeにてお餅つき大会が開催されました。
お餅をつくのは今回が初めてで、杵を持ち上げた瞬間、その重さに驚きました。想像していた以上に力が必要で、思うように振り下ろすのはなかなか難しかったです。

普段は穏かな雰囲気のKéFUが、この日は近所の方々や子どもたちでいっぱいになり、人が集まるだけで、空間の空気がこんなにも変わるのだと感じました。にぎやかで少しあわただしい空気の中、子どもたちの様子を眺めているうちに、自然と気持ちが和らいでいきました。

お餅をついたあとは、みんなで丸めて、きなこやみたらし、磯部焼きなど、いろいろな味で楽しみました。にぎやかな時間が一段落したあとは、スタッフみんなでテーブルを囲み、お餅とぜんざいをいただきました。身体も心も、じんわり温まる時間でした。

こうした年始の出来事を重ねる中で、これまでぼんやり考えていた「今年をどんな一年にしたいのか」という問いが、少しずつ言葉になってきました。

そんな流れもあって、1月6日に上京区役所で開催された「2026新春描き初め大会」に参加しました。
午年にちなんで「飛躍」と書いてみたものの、いざ目標として考えると、どこかしっくりこない感覚もあり…。久しぶりの習字は、自分の気持ちを整理する良い時間になりました。

このコラムを書いている今では、今年の目標を漢字一文字で表せるようになっています。
もし機会があれば、ぜひ直接聞いてみてください^^

さて今年度からは、この「osanote」のコラムをはじめ、KéFU stay&loungeでも毎月イベントを開催していく予定です。
どうぞ、お楽しみください。

山内麻結美

紡ぎ手/探り手 山内麻結美 KéFU stay&lounge

最近、西陣で暮らし始めた大学生です。歩くたびに地元とは違う京都の空気や景色に惹かれるようになり、気になる場所にはつい Google マップにピンを立ててしまいます。ピンを制覇するのも目標で、行きたいところもたくさんあります。西陣のまだ知らない場所、一緒に巡りませんか?

2023.03.08
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こんにちは、〈みよしの〉です。

今回はosanoteとのご縁について。

それは一昨年の秋、たまたま堀川下長者町の郵便局にてosanoteの冊子を手に取った時から。

最初、写真の表紙に目を奪われた。
カッコいいなぁ、どこか芸術系の学校のパンフ?
(カッコいいから、真似っこして私も同じ場所からスマホでパチリ。全然ちゃうやーん。)

わぁ、何か沢山字が詰まってる♪
ウチ帰ってゆっくり読むか、とリュックの中に。

お店紹介やお得情報だけではない、ホント〈短い読物〉
作り手の体温やら重みがズシッと。
ええなぁ、こういうの。

最後にライター募集の記事。
初心者でもオッケーなんや、へぇ~…。
で、編集部にメール。

それはほんのきっかけ。
ただ上京区に住民票があるだけ。
ただ長年住んでいるだけ。
仕事も西陣色の微塵もないフツーの事務職。
さして何の繋がりもない私が一人、ポンッと転がりキャッチして貰った。

実はこの成り行きの元には、所属合唱団の解散が。
コロナ、団員の高齢化、先生の体調不良など重なり、その喪失感は思いの外に大きくて。

それはほんのきっかけ。
どう転がるかは謎。

で、今年からまた別の合唱団に参加決定。
これもまた、ほんのきっかけ。

みよしの

みよしの

よもや、よもやの50代。 "西陣''の軒下にて30余年、ひっそりと暮らす地方出身者。 15万円入りの封筒を2度も!落とす令和のうっかり八兵衛。

2023.03.06
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どうも森賀です。
契約の関係で上賀茂のお家から東山へ引っ越しました。4年間ほどであっても住んでいた場所を離れるとなると寂しい気持ちになります。名残惜しさというのか、「住んでいる場所」と「住んでいる人」という関係性が終わってしまうことに対する寂しさみたいな。ただ大学へ行くために住んだのに、地域の八百屋さんと仲良くなったり、友人たちとお酒を飲んだりと思い出が詰まっているお家で地域でした。
これからは友人の紹介で東山へ。近くには白川や商店街、岡崎と探索のしがいがある街です。
上賀茂とは違う暮らしがここにはあって、まだまだ知らないお店もあるんだなぁって。
とりあえず商店街で食材買ってご飯の準備をするとか、お肉屋さんでコロッケとか買っちゃって、白川眺めるとか、京セラ美術館行って展示見てくるとかやってこようかな。それでも多分飽きちゃうと思うので、たまには西陣とか出町で遊んだりして。上賀茂にもたまには帰れたりなとかも思いつつ。
あ、あと。美味しいコーヒーのお店と中華のお店を教えてください。

森賀優太

京都産業大学 学生 森賀優太

京都産業大学在学中。ある日を境に西陣に迷い込み、いつの間にか居着いた大学生。人との関わりを通して、伝統的な文化や歴史と新しい暮らしのある西陣に惚れる。そろそろ西陣に住むことを画策している様子。

2023.02.22
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鵺(ぬえ)をご存じだろうか。

猿の顔、狸の胴体、虎の手足を持ち尻尾は蛇。
でも、鳥。
そんなややこしいヤツが平安時代、京の空を飛び交っていたというのだ。

西陣から少し南、二条児童公園の中に池がある。
その池で飛び交う鵺を射止めた源頼政が矢を洗ったそうだ。

昔からこの公園を夜中に徘徊している。
夜の公園、鵺、どこか恐ろしげなイメージなのだが、なぜか落ち着くのだ。
1人の時もあるし、誰か友人ともウロウロとしている。

そういえば、そんな中にややこしい人いたな。迷惑ではあったがありえないくらい面白くて。
時々、今はどうしているのかと思っていた。

先日また夜の公園で友人に会う。
昔一緒に公園にいた人が去っていったそうだ。
鵺の池に足をつけてみる。
池の底に鵺の血は今も溜まっているのだろうか。
冬でも暖かいそれは、公園を後にした今でもとれないような気がしている。

景井雅樹

版画家 景井雅樹

京都の版画工房で銅版画を始める。 2006年頃より、毎日の出来事をノートに青いボールペンで描く絵日記形式の作品を作り始める。 一日1ページで現在4000ページほど。まだ毎日描いている。 コーヒーと自転車と音楽の愛好家。

2023.02.17
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1月6日年始早々、鞍馬口通り沿いにある学生が運営するバー「でかい穴」にてイベントを開催しました。その名も「就職説明会」という名のイベント。
タイトルに語弊がありすぎて大丈夫なのか?と思いつつ、とりあえずマスターに「アニュアルギャラリーの活動に興味を持って、自分も活動してみたいと思ってくれる人が現れたらいいなと思う」的な趣旨を説明はしていたので大丈夫?だろうと思いながら、気軽にイベントを開くべくイベント会場へ行きました。
いざ中に入り、プレゼンのためのプロジェクターを準備していると、開始時間になるにつれてゾロゾロ学生が入ってくるじゃないですか!年末年始、働き詰めで疲れていたのもありますが、動揺と焦りと変な緊張が出てくる状態になる磯村と飯髙(ANEWAL Galleryの理事)
あたふたしてる間に20人前後の方が来て席が埋まる状態になり、冗談を含ませながら活動の説明をしている中、みなさんは真剣に話を聞いてくれました。
そして凄く嬉しいことに、現在インターンシップとして期間限定で数人の学生にお手伝いしてくれてます。
ANEWAL Galleryの活動に興味を持って、活動を一緒にやりたいと思ってくれるのは率直に嬉しい。これからも活動頑張りまっす!

磯村明見

特定非営利活動法人ANEWAL Gallery デザイナー/マネージャー 磯村明見

京都市出身のグラフィックデザイナー。日本の老舗印刷会社と上海の広告代理店を経て本帰国後フリーに転身。NPO ANEWAL Galleryデザイナー兼マネージャー担当。京都建築専門学校広報担当。京都芸術デザイン専門学校非常勤講師。

2023.02.15
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京都を一旦離れることになった。一旦、と言っても離れている間に何度も京都を訪れるだろうし、驚かれるほどすぐに戻って来る可能性だってある。確かなのは、いつかまた必ず京都で暮らす意思があることと、京都の「怠惰さ」が僕の意思を全力で支えてくれると信じていることだ。国語辞典は「怠惰」であることを的確に罵っているけれど、それはきっと「怠惰」であることを渇望するが故に起こる転倒だと思う。
みんな怠惰に生きたいと願っている、と言うと傲慢過ぎる主張だけれど、僕の知る限り、京都が好きで京都暮らしをしている人たちは怠惰で、豊かだ。
平安京に遷都してから育まれてきた文化も、花鳥風月の移ろいに全てを委ねているから「怠惰」だ。花の盛りだけではなく、枯れていく光景にまで美しさを延長してしまうなんて、時間がかかり過ぎている。あるいは時間なんてものはなく、花が咲いて、枯れるまでが「時間」なのかもしれない。つまり、国語辞典は花を眺めたことがないのだと思う。ともすれば、僕は彼に花を見せてあげたいし、彼と一緒に京都中を歩いてみたい。その夢だけでも花に見立てて、心の池にそっと浮かべて、京都を離れることにする。

益田雪景

ライター 益田雪景 オサノート

広島県出身。同志社大学在学中。大学ではボランティア支援室学生スタッフARCO及び新島塾2期生としても活動中。小説家は太宰治と遠野遥、映画は「劇場」と「ミッドナイト・イン・パリ」、音楽はgo!go!vanillasとB T Sが好きです。

2023.02.08
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【100年前、海を越えてやって来た】

[Goodell-Pratt Company(グッデル-プラットカンパニー社・米国マサチューセッツ州)は1895年に設立〜1929年の世界大恐慌の煽りを受けて業績が悪化し、1931年にミラーズフォールズ社による買収で消滅。]…という工具が当工房では現役です。

いつ嫁いで来たのか詳細はわかりませんが、数世代に渡って使われたようで、もの凄いへたり方です。ある日、機械化の波に押されて片隅に追われ、やがて忘れられていったのでしょうか。

数十年ぶりに陽の光を浴びた姿は、古びてすり減ってはいるけれど錆もせずに。油を挿せばカタカタ、ユラユラと羽車が回り出しました。長い眠りから起こされた工具は、なんだか戸惑っている様子でした。

その日(使われなくなった日)には大切に仕舞われたことがわかる気がします。長年親しんだ工具との訣別はどんな気持ちだったのでしょう。仕舞う際にはきっと「ご苦労様」って声がけしたのだろうな。。先人との対話はいつもこのように行われます。

山ノ瀬亮胤

眼鏡制作者・現代美術家・ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所々長 山ノ瀬亮胤

京都市上京区在住。眼鏡制作者・現代美術家・ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所々長。芸術~工芸に拡がる独自分野の構築で国内外より評価され欧州ハプスブルグ家御用達。マスメディアでの出演・取材多数。豊かな江戸庶民文化と職人の心を紹介している。

2023.02.06
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年が明けて早くも1か月が過ぎました。
お久しぶりの投稿になります。

私も福岡と京都で2拠点生活になり5月で1年が経とうとしています。
今年初のコラムで良い機会なので少しこちらで去年を振り返って見ようと思います。

ベースは福岡で、1.5ヶ月に一度くらいで京都に10日程行くというペースでした。京都に戻ると師匠や友人に会えた喜びで仕事に集中出来ない事がほとんどだったような気がします。そこは反省点でした。

どちらかと言えば福岡は賑やかな街ですので、京都の静けさが恋しくなる事もしばしばありました。
なのでゆっくり物事を考える、や季節の変化や風情を楽しむ事を忘れていて京都に行く度に美しい風景にハッとさせられました。

仕事においては、師匠が仕事を送ってくれたり、新しい機械や道具まで送ってくれるお陰でものづくりから離れずに済み本当に感謝しかありません。

と、いう訳で内容はまあまあ薄い上に反省点の多い去年1年だったという事が判明してしまいました。

今年は反省点を活かし、自身と自身の仕事にしっかり向き合う1年にしたいです!

山本萌加

Société Nouvelles Lunetts 視覚研究所 主任研究員 山本萌加

武蔵野美術大学(工芸デザイン学科木工専攻)卒業後、眼鏡制作者七代目山ノ瀬氏に弟子入り。眼鏡制作の修行と、師と共に眼鏡ブランド〝Société Nouvelles Lunetts 視覚研究所〝の主任研究員てしてお店を運営しています。