西陣にまつわる
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西陣にまつわる人々が、綴るコラムCOLUMN

2021.10.26
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京都市内にいると、自転車はとても重要ですね。
仕事で京都の中心地街まで行く時、鞍馬口付近にある事務所から交通機関を使うより、自転車に乗って通り過ぎる街並みを見ながら、目的地へ向かうのが好きです。
「あ、ここにこんな店が」「あ、ここの路地ってこんな風になってるんや」てな感じで、毎度新しい発見と気づきがあるのが楽しい。
たまに知り合いと自転車通しで出会い「あ!」と言いながらすれ違うこともしばしば(笑)
気をつけないといけないのが、京都市内を南から北へ上がる時、傾斜が結構あること。私の場合は、行きは下り坂で帰りは登り坂。事務所へ戻ってくるためには帰りの体力をちゃんと温存しておくことが必須です。

 

最近購入した電動自転車を、クラフテリア前の路地で撮ってみたのですが、やっぱりこの路地で撮影すると上手じゃない私の写真も映えて見えます。ここの路地は「赤れんが路地」という名前が付いていて、西陣にはちょっと珍しい?赤れんがの塀がある小洒落た路地です。私のお気に入りの路地の一つでもあります。
塀の横にある植木は、路地のチャームポイント。近隣のおばあさんが毎日お水をあげて大事に育てていらっしゃいます。

 

自転車は、まだ買って間もないので、これから乗りやすくカゴやベルを付ける等カスタムをして、走りながら楽しみたいなと思います。

磯村明見

特定非営利活動法人ANEWAL Gallery デザイナー/マネージャー 磯村明見

京都市出身のグラフィックデザイナー。日本の老舗印刷会社と上海の広告代理店を経て本帰国後フリーに転身。NPO ANEWAL Galleryデザイナー兼マネージャー担当。京都建築専門学校広報担当。京都芸術デザイン専門学校非常勤講師。

2021.10.25
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先日10/15で自家焙煎コーヒー店「Laughter」をオープンしてから一年を迎えました。
西陣の地に店舗を構えてから早一年。本当にあっという間でした。

そんな記念すべき日の昼食に選んだのは大宮通沿いのお蕎麦屋「ゑびや」さん。

さかのぼること一年前。右も左もわからない西陣の地でバタバタと開店準備に追われていた私たちに、このまちのあれこれを教えて下さったのが近所の帯屋の社長さんでした。

その方が、「西陣に来たならこれを食べるべし!」と教えてくださったのがゑびやのそば定食でした。

950円というお手頃価格にして、そば一人前にご飯・お刺身・エビフライなどがつくボリューム満点の一品。初めて食べたときのあの感動は忘れられません。
そんな思い出の味に舌鼓を打ちながら、この一年間を振り返る昼下がりの一時でした。

ちなみにゑびやさんの創業は昭和40年(1965年)だそう。50年以上にわたって地域の方々に愛されています。
私たちもゑびやさんのように末永く愛される存在になれるよう頑張ります…!

三輪浩朔

Laughterロースター 三輪浩朔

2020年10月「Laughter」を開業。21歳までコーヒーを飲んだことがなかったが、タイ北部の農園に直接足を運んだことでその魅力にほれ込む。コーヒーを通じて生産者の思いやストーリーも届け、一杯から笑顔溢れる空間を紡ぐことを目指している。

2021.10.22
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急に秋を感じる今日このごろ。先週まではまだ冷房をつける日もあったのに、
今は暖房がほしいような気候となり、放課後にミライブラリにきてくれる子どもたちも、
ほとんど長袖に衣替えになりました。
子どもたちのお話の内容も、がんばった運動会の話やひさびさの遠足の話、秋らしい楽しいイベントにあふれています。そして最近の一番の話題はなんといってもハロウィンです。
最近では子どもたちにもずいぶん定着したイベントになっています。(わたしの小学生時代にはハロウィンのイベントはまったくなかったです。)地域や学校でもハロウィンのイベントがあったり、お友だち同士でハロウィンパーティーを計画していたり、ミライブラリでもみんなで仮装して楽しみたいと考えています。いろんなハロウィンのかたちがありますが、みんなそれぞれとても楽しみにしているようです。昔からある催しも、こうした比較的新しい催しも、子どもたちが季節のうつり変わりを感じ、楽しみに思えるきっかけとなればいいなと思っています。

村上弘

特定非営利活動法人 代表 村上弘

特定非営利活動法人SOWERS代表 放課後の時間に、多様な体験を届けるafter schoolミライブラリを運営。子どもたちの今とこれからを考え、放課後の選択肢とその可能性の拡張を目指し、日々活動しています。

2021.10.21
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西陣京極に漂う香りはコーヒーがほとんどを占めていた2021年。

時短営業要請を受け、西陣京極のほとんどの店が営業自体を行えない状況が続いていた。
(西陣京極内は居酒屋やバーがほとんどの為)

ようやく10月に入り、ただようコーヒーの香りに混じり、出汁の香りや油の匂いが嬉しそうに鼻をすり抜けるようになってきた。

看板とヨットのネオンだけが細々と明かりをを灯していたが、ポツポツと提灯が復活し西陣京極を少しだけ明るくしているのが、目に映る。

子供を叱る怒号が聞こえないほど、
店から楽しそうな声が聞こえてくるようになった。

決して煌びやかな路地ではないが、
小さなお店の灯火が創る素敵な路地だなと改めて。

森 風渡

風とCOFFEEオーナー 森 風渡

2020年10月に"風とCOFFEE"を西陣京極にオープン。コーヒー屋には不向きとされる入り組んだ路地奥にて自家焙煎を行う傍ら、京都で1番ディープな路地(自称)である西陣京極に新たな風を吹かせるべく奮闘中。

2021.10.20
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「不便益」という言葉をご存知でしょうか?
不便から得られる益、のことだそうです。

たとえば、バザールカフェでは食洗機を使わず、みんなの手でお皿を洗っています。
そうすると、お皿を洗う人と拭く人の間にコミュニケーションが生まれ、食器には愛着がわき、達成感も得られます。手が荒れる人がいれば知恵を出し合って、手袋をはめてみたり、洗剤をかえてみたり、工夫も生まれます。食洗機と違って、電気も使わないで済みます。
食器の手洗いは非効率で不便に思えますが、いいことがたくさんあるのです。

そもそも「便利」が一般的にどういうふうに使われているかというと、「何かのタスクを達成する時に労力が少ないこと」。そして、このときの「労力」は「手間がかかることか、頭を使わねばならぬこと」のようです。

つまり、この「労力」を(ときにはわざわざ)かけるのが「不便」。
そりゃー「不便」のほうがワクワクするわけだ!と思います。

身のまわりの不便益、みなさんも見つけて味わってみてはいかがでしょうか。

狭間明日実

バザールカフェ店員 狭間明日実

バザールカフェ事務局6年目。日々の営みをとおして、場から起こるもの、個人がのびのびと生きることなどを考えています。 傍らで、地域、福祉、食べることにまつわるいろんな仕事や遊びをしています。 同志社大学社会福祉学科卒業。社会福祉士。海が好き。

2021.10.19
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《 金継ぎ 》

ガッチャン!!…お気に入りの湯飲みをやっちゃった。つい、手を滑らせて。手を使う仕事なのに案外手先の行方には無頓着な自分。

サスティナブルやSDGsはよくわからなくても、私たちは受け継がれた文化を遺すことの大切さを知っています。それは手の温もりが感じとれる物に出会った時に、強く湧き出てくるようです。

伝統工芸には「金継ぎ」という修繕技術があり、欠けた陶磁器などを漆で接着して継ぎ目に金を差し、その割れた痕跡でさえ美に昇華してしまうと云うもの。さっそく若き金継師に頼んでみました。修繕が完成した湯飲みは、あえて“筒茶碗”と呼びたいくらいに雰囲気が上昇。まるで葉脈を追うような繊細な仕事が素晴らしい。

西陣北の北野天満宮は梅が有名で、白梅町という地名も残るくらいに、古から京都人は梅を愛しみます。どうです?この茶碗のうっすらとした釉薬の間を縫う金継ぎの線が、まるで梅花を散らした小枝のように見えませんか。

ところで私の作る眼鏡も、十数年後にはメンテナンスで工房に一時里帰りします。それまで持ち主に育てられた味わいはとても美しいものです。馴染んだ痕跡を残し必要な修繕を施して、また本来の持ち主の元に戻って行くわけです。この次に会う時には時にはどんなになっているのだろう…愉しみです。

山ノ瀬亮胤

眼鏡制作者・現代美術家・ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所々長 山ノ瀬亮胤

京都市上京区在住。眼鏡制作者・現代美術家・ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所々長。芸術~工芸に拡がる独自分野の構築で国内外より評価され欧州ハプスブルグ家御用達。マスメディアでの出演・取材多数。豊かな江戸庶民文化と職人の心を紹介している。

2021.10.17
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京都に住んでいるならば一度はそののぼりを目にしたことがあるだろう、キョウトグラフィーに行ってきた。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は、2013年を皮切りに、ここ京都で毎年行われている国際的な写真祭である。西陣より少しエリアはズレるが、ご近所の二条城をはじめ、京都ならではの歴史的建造物や、モダン建築の空間に展開される貴重な展示を、毎年楽しみにしているファンも多い。今年は友人の声掛けもあって、京都の街中に点在する会場をパスポートで巡ることになった。

震災やコロナ禍をテーマにしたまあまあ重めな作品から、体験型で遊び心のある展示まで。特に、写真鑑賞の後、撮影風景を動画で見られたところが面白かった!

「今ここにあるものを自分の目線からまんま撮って残したい」
「計算して細部まで作り込んだオリジナルの世界観を写真で表現したい」
カメラを構えるとき、何を思っていたのか。もっと知りたい。

芸術に触れる秋はとても気持ちが良いものだ。この日は朝から一日かけて会場をまわって、写真もたくさん撮った。お出かけをして、休みらしい休みの日だった。これだけのことで小旅行気分が味わえてしまって、やっぱり特別な街だなぁ。

龍田 春奈

咲里畑 届けびと 龍田 春奈

1993年京都生まれ。西陣育ち。京都市西京区大原野「咲里畑」にて、季節の多品目の野菜、ハーブ、エディブルフラワーを、農薬や化学肥料を使わず育て、販売している。農ある暮らしの中に感じる豊かさを、人に届けることに喜びを見出しています。

2021.10.16
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現在、佛教大学の社会福祉学部の学生が当施設に実習に来ています。
この機会に多くのことを学ぼうという姿勢が感じられて、自分の学生時代の態度が恥ずかしくなります。
もっと勉強しておいたら良かったと思う反面、いつからでも挽回がきくとも思っていて、結局、いくつになっても日々勉強だなとつくづく感じます。

学生時代といえば、佛教大学の近くに「タンポポ」というラーメン屋さんがあって、当時付き合っていた彼女がここのラーメンが好きで、よく食べに行っていました。
ちなみに、伊丹十三の映画「タンポポ」のモデルになったのは四条大宮の「珍元」ですが、こちらは残念ながら2019年に閉店されています。

社会人になって間もない頃、ラーメン好きの先輩に連れられて毎日のようにラーメンを食べ歩いていました。もう20年以上も前のことなので、お気に入りだったお店がなくなっていたり、当時は想像もしなかった斬新なお店ができていたりして、諸行無常の響、盛者必衰の理を感じます。
そんな中でも、堀川商店街の「笑麺」は変わらず好きです。

こんなとりとめもないことをつらつらと書いたのは、先日、佛教大学のある紫野あたりも西陣だよね、という話をしていたからでした。

中島慶行

京都市小川特別養護老人ホーム 施設長 中島慶行

立命館大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。 2009年より2年間、京都市小川特別養護老人ホーム副施設長兼京都市上京区地域介護予防推進センター長を務めたあと、伏見区の施設に異動。 2019年、京都市小川特別養護老人ホーム施設長兼京都市上京区地域介護予防推進センター長として復帰。 銭湯と牛乳とじゃこ天が好きです。

2021.10.15
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街角に古写真が吊るされていた。石畳が敷かれ風情ある町並みが広がる西陣大黒町界隈の一角だ。ちょうどこの日は町内の行事があったようで、近くに設けられた舞台で歌や仮装などが行われていた。会場には屋台が出され、近隣の介護施設の人たちも集まっていた。もう2年ほど前のこと。コロナ禍以降はすっかり見られなくなった光景だ。

写真には昭和の京都の姿が写されていた。町内の人から集めたものだろうか。きっとここに集まっている人たちにとっては、若いころを思い出させる懐かしい風景なのだろう。二条の駅前にあったという櫓を持った旅館や、まだ街路樹も十分に育っていない堀川通など、よく知る場所の知らない風景に、私はしばし足を止めて見入っていた。

古写真は場所の記憶の饒舌な語り部だ。たとえモノクロであろうとも、それは色鮮やかに当時の光景を伝える。視覚だけではない。音も。匂いも。古写真の語りは、やはりその場所で見てこそ一番伝わってくる。私はもっと、街角に古写真が増えてほしい。今まさに自分がいる場所の、ほんの少し昔。それが分かれば、まち歩きはどれほど楽しくなるだろう。

重永瞬

京都大学文学部地理学専修 重永瞬

地図とまち歩きが好きな大学生。“西陣の端っこ”(お隣?)仁和学区で生まれ育つ。大学で地理学を学ぶかたわら、まち歩き団体「まいまい京都」でスタッフとガイドを務める。なんでもない街角の記憶を掘り起こしたい。古本とラーメンが好き。

2021.10.14
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寺之内通ラフター通り上る
Laughterさん
ラフター通り?新しく呼ぶようになりまして(笑)
ただ南行き一方通行なんでラフター通りは上がれませんが、寺之内通から5メートル位で私はバイクでクルッと回って店前に止めてます。

そんなLaughterさんのコーヒーがうまい!
常連ぶりますがまだ2回しか行ってないですが、
美味しいコーヒーをいただきながら店主の三輪さんとお話しをするのが大好きです。
コーヒーに詳しくないのですが、
西陣ブレンド・ラフターブレンドといただきました、私的に深く濃い感じに思えるとても美味しいコーヒーでした。
自家製焙煎って凄いな、いいな!と思うお店です。

西陣に行かれるときは 是非!!お立ち寄りしてみてください。

林亮

タクシー運転手 林亮

2019年にまるごと美術館を知り、夜間拝観にお客様をお連れし、その時頂いた福銭の5円玉がご縁を呼んで 西陣、上京区の 沢山の方々と繋がる事が出来ました。 日々 自分地元はもちろん 西陣、上京区を応援してます。