西陣にまつわる
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西陣にまつわる人々が、綴るコラムCOLUMN

2022.01.07
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昨年12月のこと、北野商店街のフリーマーケットに立ち寄る。
京都の上京区を中心にマイ屋台を作って楽しむ友人たちがおり、屋台で出店していた。彼らは地域の人の輪をつなげる様々な活動をしている。まちのみんなでホップを育てる活動をしているエビバデ京ほっぷのブースで、ホップの蔓でつくったリースをいただいて、遅ればせながら年末年始のお休みに飾り付けをしてみた。
京都府に住むようになってちょうど丸2年。越してから新しく出来た友人たちは、誰かの暮らしに小さくともワクワクする光を灯す人たちだった。
引っ越す前、私のことをよく知る人生の先輩に、「さえこちゃんは暮らしを大事にして生きているから、きっと京都が合うんじゃない?」といってくれていた。
暮らし始める前は「そうなのかなあ?」と思っていたけれど、季節季節の風習や祈りが日常に織り込まれた暮らしを昔から守っている人たちはもちろん、屋台つくりなど、新しい取り組みで人と人の笑顔がつながる世界を作ろうと、自ら楽しんで生きている人たちに出会えたことが何より嬉しい。
2022年も素敵な1年になりますように。
私も誰かがあかるくなれるような、小さな光を灯しつづけていこう。

川原さえこ

もう一つの椅子 川原さえこ

京都府長岡京市在住。フリーランスのリサーチャー、保育士。「もう一つの椅子」という名義でまちのランドスケープ(風景)研究を行う。東京下町から京都へ来て約1年。観光客でもなく京都の地元民でもない境界の視点でふらりと歩いたまちの景色を描く。

2022.01.06
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元旦。早朝。
年末から溜まっている事を片付けるために作業場に戻る途中、北野天満宮に寄ってみた。
朝早いので人も少なく、大晦日の晩から降っていた雪が本殿と梅の木に白い化粧をしている。

毎年北野天満宮に初詣をしているのだが、もしかしたらこの風景で初詣をするのは初めてかも知れない。

お詣りを済ませて、境内を歩いているとテントから声をかけられる。
ワインの試飲をしているとのこと。

ドイツの白ワインとハンガリーの赤ワインだそうだ。
2022年の元旦の朝は紅白のワインで始まった。

本年もよろしくお願いします。

景井雅樹

版画家 景井雅樹

京都の版画工房で銅版画を始める。 2006年頃より、毎日の出来事をノートに青いボールペンで描く絵日記形式の作品を作り始める。 一日1ページで現在4000ページほど。まだ毎日描いている。 コーヒーと自転車と音楽の愛好家。

2022.01.05
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あけましておめでとうございます。2022年も、もう5日が経ちました。宿泊施設で働いているため、年末年始はいつも以上に忙しい日々を過ごしておりました。西陣ではお正月に開いているお店が珍しいようで、ご近所の方がいらっしゃることが多く、お店に立ちながら新年のご挨拶ができることを嬉しく感じています。

 

昨日やっと今年の目標などを考える時間ができたので、仕事以外でやりたいことなどを書き出してみました。

 

◆キックボクシングをはじめたい

◆バイクの免許をとりたい

 

今年はワイルドな年になりそうです。笑

 

オサノートでは、サイトの中身をもっと充実させてより多くの方に知っていただけるように動いていきたいと思っています。

コラムニストの皆さんの今年の目標なども聞けるのが楽しみです。

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

 

写真は、仕事の合間に北野天満宮へ新年のご挨拶に行った時の写真。

横山恵

探り手/運営 横山恵 KéFU stay&lounge

KéFU stay&loungeカフェ宿泊事業統括マネージャー。「オサノートを通して西陣の街を訪ねてほしい」という思いでメディアを設立。普段は宿泊施設やカフェの現場に立っていたり京都を走り回っています。純喫茶とロックライブが好き。すてきな純喫茶情報お待ちしてます。

2021.12.29
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毎年この時期になると1年経つのが早いなぁなんて言っていますが、今年は特に駆け抜けるような1年だった気がします。オサノートを立ち上げ、KéFUのカフェ2号店を東京東村山にオープンし、そしてありがたいことにお店のお客様も少しずつ増えてきています。個人的には町家に引っ越しもして、ちょうど今の時期は隙間風に震えながら京都での暮らしを実感しているところです。メディアをやっていると、取材をするだけでなく取材をしていただくことも増え、人前で話すことが苦手な私にとっては試練の年でもありました。

 

たくさんの方が関わってくださっているこのメディア、当初は毎日更新など続くだろうかとも思いましたが、コラムニストの方々が本当に頑張ってくださっていて、4月からほぼ毎日休むことなく更新を続けられています。「西陣」というキーワードでここまでの方に参加していただけるなんて、ポテンシャルの高い街だと心から感じました。年末年始は少しお休みしますが、年明けから新しいメンバーも増え、更にパワーアップしたオサノートを皆様にお届けしていきます。

 

2021年、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

年末年始もずっとお仕事なので、初詣は三ヶ日を過ぎた後に北野天満宮へ出かけようと思います。

皆様、良いお年をお迎えください。

横山恵

探り手/運営 横山恵 KéFU stay&lounge

KéFU stay&loungeカフェ宿泊事業統括マネージャー。「オサノートを通して西陣の街を訪ねてほしい」という思いでメディアを設立。普段は宿泊施設やカフェの現場に立っていたり京都を走り回っています。純喫茶とロックライブが好き。すてきな純喫茶情報お待ちしてます。

2021.12.27
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多拠点生活サービス「ADDress」のまっさんこと高本です。

西陣を語る際に欠かせないのがやはり異界との結界としての側面。

高校時代に観た映画「帝都物語」(1988年)で「怪優」嶋田久作演じる加藤と共に描かれ衝撃的だったのが、陰陽道や式神の不思議な世界。その原点的聖地〜一条戻橋と安倍晴明を祀る晴明神社。(そういえばあの映画の脚本を書いたのは京都芸術大学映画学科でも教鞭を取られている林海象監督だった)

平安時代、安倍晴明が異界と交信をしたこの場所に千利休に屋敷を与えたのが天下一統を成し遂げた秀吉。境内の「利休井」の水で利休が供した茶を嗜んだ秀吉も陰陽道パワーを得ようとしたのかも知れない。利休はその後秀吉の逆鱗に触れて切腹、戻橋に梟首されてしまったのだけれど多数のスピ系女子の聖地と化している今の風景を見れば、利休も秀吉もびっくりするに違いない。

石鳥居に妖しくも鈍く輝く、「ドーマンセーマン」と呼ばれる五芒星を見る度に摩訶不思議な裏西陣の魅力をもっと知りたくなる。

高本昌宏

多拠点プランナー / ADDress 事業企画 高本昌宏

学生時代に伏見と西陣に住んだことがきっかけで、京都では決してメインストリームではないかもしれないこの二地域に惹かれる。多拠点居住サービス立ち上げをしながら、2020年伏見移住。西陣にも同年から通い始め、魅力再発見中。

2021.12.26
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西陣の街をおすすめするならどんな人におすすめしたいか、と考えていて「ゲームのやり込み要素が好きな人」という考えが浮かびました。有名観光スポットをゲームのメインストーリーとするならば、地域の特色を活かしたお店やローカルな魅力が発揮されたスポットはゲームの細かい部分を進めると現れる隠し要素のよう。ただ、急にゲームをやり込めと言われても難しいのと同じく、西陣を楽しめと言われても何かとっかかりが欲しいのではないでしょうか。そんな人は少し大きめの通りを歩いてみて、気になる路地に入り込んでみると面白いポイントが見つけやすいのでおすすめです。この方法なら入った路地のイメージが違ったらまた大きい通りに戻ればいいので、むやみやたらに探さなくてもよくなります。散策にゲーム感覚や効率性を取り入れたい人はぜひ。ちなみに私は自転車で大宮通を通りながら美味しく飲めそうなお店が無いかをついつい目で追っています。写真は大宮鞍馬口あたり、道を渡るような電線が印象的です。

平井今日子

KéFUスタッフ 平井今日子

平日はKeFU stay&loungeで働きつつ、土日は家事育児に明け暮れている二児の母。自転車通勤する中で、西陣で過ごすのが面白くなってきました。西陣の町で好きなところは古い家の玄関先に牛乳ビンの配達ボックスが残っているところです。

2021.12.25
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世間でいうクリスマスイブの日の夜に慌ててカメラを持って西大路通りに出た。明日掲載予定のこの記事に載せる写真を撮るためだ。小雨がぱらついている。夜更け過ぎには雪に変わるのだろうか?なんて事はどうでも良いのだが。

京都に移った時の話。

近くの銀行で口座を作りに行った。メガバンクの口座はあったが何かと近い地元銀行の方が便利であると思い近所の京都銀行へ。

促されて手続きを進めるうちに認識したその支店名が「金閣寺支店」…
外から来た人間にもとってはもう冗談としか思えない「ザ・京都」な支店名。こみ上げてくる笑いを抑えながら手続きをすませる。

「振込先:京都銀行 金閣寺支店…」
たまに京都外のお客さんから請求書見てそれを指摘されるのもちょっと嬉しい。

と言うわけで年の瀬の京都・金閣寺前交差点からでした。
みなさま良いお年を!

小川 櫻時

映像監督 小川 櫻時

長年様々な映像をを作る仕事をしています。東京、沖縄を経て2015年から京都市在住。近年は、クラフト作家や様々な手仕事をする人々にフォーカスした映像を制作・発表しています。映像空間演出ユニット「SAKKAKU」としても活動しています。

2021.12.24
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気がつけば12月も残りわずかということで師走と言うだけあり、あっという間に12月が過ぎ去りそうです。

ANEWAL Galleryでは12月上旬に移転後初となる、日本画家・石田翔太氏の個展を開催しました。
岩絵具を主な画材として描画し、描画/破砕/膠抜き/水簸を繰り返したモザイクの作品の中に、絵画をすることに対する自己相似や顔料の来歴について考え、日本画のあり方の疑問点を違った形状でアプローチを試みた展覧会。ちょっと小難しいようで、実は私たちANEWAL Galleryが関わっている西陣の「伝統」や「町家」に共通する「どうすれば保存していけるのか?」という課題が「日本画のあり方」と大同小異だと感じ「向き合わなければいずれ消えていくもの」だという事にも改めて気付いた奥が深い展覧会でした。
今回の個展を見逃された方はバージョンアップした作品が、来年1月末から京都文化博物館にて開催される「京都府新鋭選抜展」で展示されます。ぜひご覧ください。

記事投稿日を確認した時、イブの日が投稿日だということに気づきました(笑)クリスマス当日はきっと…年末の忙しさでクルシミマス状態になっている気が…風物詩というものでしょうか(遠い目)
年末ギリギリまで走りきりマス。来年もよろしくお願いしマス!

磯村明見

特定非営利活動法人ANEWAL Gallery デザイナー/マネージャー 磯村明見

京都市出身のグラフィックデザイナー。日本の老舗印刷会社と上海の広告代理店を経て本帰国後フリーに転身。NPO ANEWAL Galleryデザイナー兼マネージャー担当。京都建築専門学校広報担当。京都芸術デザイン専門学校非常勤講師。

2021.12.23
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2021年も残すところあとわずか…

一年前を振り返ってみると、お店をオープンしたばかりだったこともあり、とにかく日々お店を開けることに必死で、それ以外のことに目を向ける余裕が正直ありませんでした。

そんな中、年明けに参加した西陣をテーマにした交流会「つぎにし」で、このまちの魅力的な人や場所に出会うきっかけを頂きました。
と、同時に自分たちがこの西陣で何が出来るのか?を考えるきっかけにもなりました。

その後「つぎにし」で出会った方がお店に来てくださったり、このコラムを担当することになったりと新しい出会いを沢山いただくことが出来ました。

2022年はそんな出会いを育んでいく一年に出来れば良いなぁと思っています。

皆様良いお年を!
(写真は堀川商店街にある鳥岩さん。週4日営業の立ち飲みは串や唐揚げといった鶏料理が充実して最高!オフラインでの繋がりも少しずつ取り戻されればとの願いも込めて…)

三輪浩朔

Laughterロースター 三輪浩朔

2020年10月「Laughter」を開業。21歳までコーヒーを飲んだことがなかったが、タイ北部の農園に直接足を運んだことでその魅力にほれ込む。コーヒーを通じて生産者の思いやストーリーも届け、一杯から笑顔溢れる空間を紡ぐことを目指している。

2021.12.22
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12月に入ると「今年も早かったなぁ・・・」と毎年言っている気もしますが、いつも通りあっという間の2021年でした。皆さんの2021年はどんな年でしたか?

さて、先月にちょこっとお話させて頂いていた「西陣ネイバーフッド」について今回はもう少しお話していこうと思います。

https://24jin.jp/

現在「西陣ネイバーフッド」は「ネイバー」を募集しているのですが、こちらは西陣で活動している人や事業者、また西陣に関わり合いがある方の連携を深めつつ、協働できるようなクリエイティブプラットフォームをみんなで可視化してコミュニティを創っていきませんか?というお誘いになります。

この数年、様々な要因でコミュニケーションが取りづらかった事もありましたが、皆で楽しく、そして応援し合いながらクリエイティブな場を創って行ければと思っています。

ということで本年もお世話になりました。来年度も何卒よろしくお願いいたします。

ミツギタカユキ

デザインカタリスト ミツギタカユキ

20歳より渡米し、大学にて彫刻からインタラクティブアート、デザインなど幅広い分野を学びつつフリーのデザイナーとして活動。帰国後京都に移住。現在西陣にてデザインカタリストとしてウェブ制作からデザインに纏る企画・運営など幅広い分野で活動を行う。