西陣麦酒「銀欄のオリゼ」のご紹介
西陣麦酒から新商品のご紹介 2023年12月8日(金) 西陣麦酒から、同じ西陣地域に所在する酒造の蔵元「佐々木酒造」の米麴を使用したビールが限定発売された。その名も【銀欄のオリゼ】 蒸米にコウジカビを生やした姿が「米に花 […]
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KéFU stay&loungeカフェ宿泊事業統括マネージャー。「オサノートを通して西陣の街を訪ねてほしい」という思いでメディアを設立。普段はKéFUの現場に立っていたり京都を走り回っています。純喫茶と歌謡曲が好き。すてきな純喫茶情報お待ちしてます。
新年のご挨拶が遅くなりました。
皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
去年のお正月は雪が降っていたように記憶している。年を重ねるごとに月日の経つのが早く感じると言うが、30歳を超えてからそれを実感することが多くなった。また、年齢は関係ないかもしれないが、「興味をもつ」ということに鈍感になってしまっていることが、自分に対して一番危惧していることだ。これまで経験をしてきた中で、これをやるにはこれくらいのパワーを使うな、今の頭の容量じゃこれ以上の情報を入れるのは無理だな、というのがわかってきたために興味を持つ前に自らセーブをかけてしまう。それが正しいのだろうが、全くの余力がないというのは情報を循環させるためにはよくないことだ。ローカルメディアを運営するものとして、頭の中は常に新鮮な状態にしておきたい。なので今年の抱負は「余力をつくる」。余力をつくることでオサノートも循環させられる気がする。
そんな矢先に新店舗オープンの話が決まり、またしばらくはバタバタしそうなのだが。
今年も120%で頑張ろうと腹をくくった一年のはじまり。
このコラムは、【西陣】についてのことなら何を書いてもらってもいいとお伝えしています。おすすめのお店や風景、文化、日常生活など、様々なことを皆さんに発信していただいているのですが、まもなく1年も経つとネタが尽きてきているようで、「困った」という声をよく耳にします。今後の運営について対策を考えつつ、私は一つの秘策を思いつきました。
コラムのネタを他の人のコラムの中から探す。これがなかなか皆さんのコラムを読んでいると、気になるお店が出てきたり、コメントを残したくなったりするもので、先月の宇野さんのコラムに出てきた「知り合いのタルト屋さん」というワードが気になり、宇野さんに「知り合いのタルト屋さん」の正体をお聞きしました。
そして、行ってきました【le murmure(ミュルミュール)】。
寺之内通小川通下るに位置するシンプルで洗練されたお店。私が行った頃には何人か並ばれていて、列に入りながら綺麗に並べられたお菓子を覗き込み心を躍らせます。タルトをはじめ、フィナンシェ、パウンドケーキ、シフォンなどドゥミセックを得意としたお店なのかな、と感じるラインナップ。味もたくさんあり、カウンターを行ったり来たりしながら、7種類ほどのお菓子を購入。一人一人への接客を大変丁寧にされていて、私も見習わなければと背筋を伸ばして帰ってきました。
家でハーブティーを淹れ、早速いただきます。
ちょっと衝撃。どれもすごく美味しいのだけど、特にフィナンシェの美味しさに驚きました。これは皆さんに食べてほしい。季節もののタルトタタンも絶品です。
コラムから新しいお気に入りを見つけてしまいました。これから人へのお土産はここにしよう。
宇野さんありがとうございます!
今日の京都は雪。
リレーコラムはお休みです。
あけましておめでとうございます。2022年も、もう5日が経ちました。宿泊施設で働いているため、年末年始はいつも以上に忙しい日々を過ごしておりました。西陣ではお正月に開いているお店が珍しいようで、ご近所の方がいらっしゃることが多く、お店に立ちながら新年のご挨拶ができることを嬉しく感じています。
昨日やっと今年の目標などを考える時間ができたので、仕事以外でやりたいことなどを書き出してみました。
◆キックボクシングをはじめたい
◆バイクの免許をとりたい
今年はワイルドな年になりそうです。笑
オサノートでは、サイトの中身をもっと充実させてより多くの方に知っていただけるように動いていきたいと思っています。
コラムニストの皆さんの今年の目標なども聞けるのが楽しみです。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
写真は、仕事の合間に北野天満宮へ新年のご挨拶に行った時の写真。
毎年この時期になると1年経つのが早いなぁなんて言っていますが、今年は特に駆け抜けるような1年だった気がします。オサノートを立ち上げ、KéFUのカフェ2号店を東京東村山にオープンし、そしてありがたいことにお店のお客様も少しずつ増えてきています。個人的には町家に引っ越しもして、ちょうど今の時期は隙間風に震えながら京都での暮らしを実感しているところです。メディアをやっていると、取材をするだけでなく取材をしていただくことも増え、人前で話すことが苦手な私にとっては試練の年でもありました。
たくさんの方が関わってくださっているこのメディア、当初は毎日更新など続くだろうかとも思いましたが、コラムニストの方々が本当に頑張ってくださっていて、4月からほぼ毎日休むことなく更新を続けられています。「西陣」というキーワードでここまでの方に参加していただけるなんて、ポテンシャルの高い街だと心から感じました。年末年始は少しお休みしますが、年明けから新しいメンバーも増え、更にパワーアップしたオサノートを皆様にお届けしていきます。
2021年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
年末年始もずっとお仕事なので、初詣は三ヶ日を過ぎた後に北野天満宮へ出かけようと思います。
皆様、良いお年をお迎えください。
11月に入って1週間。秋は京都にとって一番美しい季節だと思うのは私だけではないはず。
今年は10月になっても暑い日が続き、かと思うと急に寒くなったりと寒暖の差がはげしく、着るものに困ったものです。やっと秋らしい日が続くようになってきた今日この頃、ところどころで紅葉が見られるようになりました。
南から北に向かって緩やかに高低差のある京都市内では、北から少し色づいてくるのがおもしろい。十条から国際会館までの高低差はおよそ70mもあるそうです。自転車で南からあがっていくとよく実感できるかもしれません。特に今出川から北山まであがるのはなかなかにキツい。冬でも少し汗ばむほど。
先日、北山通りを車で走っていると、北を見れば赤がずらり、南を見れば緑がずらりという光景を見ました。季節の移り変わりの美しさを目の当たりにできるのも、自然が身近にある京都に住む魅力の一つだと感じます。
さて、西陣ではどこで美しい紅葉が見られるのでしょうか。
きっと他のコラムニストの方が紹介してくださるので、楽しみにしています。
写真は千本通り。奥にいくにつれて黄色くなっているのがわかる。
コロナ禍でテレワークや在宅勤務に切り替わった頃、通勤することもなく座りっぱなしの時間が長くなったため運動不足の人が増えたらしい。無論、コロナ太りしたと言っている人はコロナなどなくてもいつか太るだろうと思うのだが、かく言う私は万年運動不足なので何も言えない。
そんな私も30代になり、体力の衰え感じたためジムに通うことを決意した。
家から徒歩5分のところにあるゴールドジム今出川店。ゴールドジムというと、なかやまきんにくんのような、所謂ガチ勢しかいないと思われるだろう。この今出川店はさすが西陣、老若男女いいバランスで、むしろマダムが一番多いんじゃないかというくらい、街の縮図がこのジム内で見られるのがおもしろい。
やはり狭い街だと思う。自分が働くお店の常連さんと更衣室で会ったり、ジムから近くのスーパーに人が流れていく様子を見ると、スポーツジムという場所も一種の銭湯のようなコミュニティスペースであると実感する。
このゴールドジムは小さい施設ながらマシンの種類も多く、プール、ジャグジー、サウナもある。同じ運動を続けることが苦手な人にはおすすめの施設だ。私は、今はプールは控えているためマシンだけで運動をしている。通い始めて約1ヶ月半。効果はまだない。
最近、引っ越しをした。
西陣の中での移動なので場所はあまり変わらないのだが、環境は綺麗なアパートから築140年の町家への大変化。
引っ越しをする前から、町家に住むには色々と覚悟がいると聞いていた。鼠や虫は出るし、壁は薄いし、夏は暑くて冬は寒い。そんな噂にビクビクしながらも、せっかく京都にいるならと町家に住むことに決めた。
いざ引っ越してみると想像していたよりも綺麗で、先人の方が大切に住まわれていたんだなということがわかる。
とは言っても、やはり築140年。幸いにも、大変心の広い大家さんで、自由に改装してもいいとのこと。これからも長く人が住める家になればと思い、水回りの取り替えと床上げをした。自分で漆喰を塗ったり柿渋を塗ったり、なんだかんだと大いに町家ライフを楽しませてもらっている。今のところ、鼠も大きな虫も現れてはいない。ほぼ梯子のような階段からは2回落ちたのだけど……。
「あそこに引っ越したよ」と言うと、そんな物件にどうやって出会ったのかと驚かれることが多い。絶対に不動産屋からは出てこない人気物件らしい。
京都には口伝いでしか手に入らない不動産情報があるようだ。いい町家に住みたいなら声を大にして「町家に住みたい!」と宣言しておくことをお勧めする。
京都に少しでも町家の風景が残ることを願って。
京都にきて2年が経つ。
ひょんな出会いから転職し、東京から移住。
京都といえば、東山に嵐山、河原町。……んん??西陣ってどこだ?? そういえば西陣織って聞いたことある。そういえば高校受験の時に北野天満宮行ったなぁ。
最初はこんな感じで西陣に入ってきた。
私は運がいい方だと思うんだ。
京都にいた友人に西陣の人を紹介してもらい、その人にまた紹介してもらい、その人にまた……。
そんなことを繰り返していると、いつの間にかこんなメディアを立ち上げることになりました。
なんてこった。
移住3年目の私には荷が重すぎないか……?
周りには何百年と続くお店がいっぱい、歴史を調べているとむずかしい言葉がたくさん出てくる。
なんてこった。
西陣、おもしろいぞ。
知れば知るほど奥深い。動けば動くほどすてきな人とたくさん出会える。
こりゃ、メディアがんばるっきゃない。
これからあたたかく見守ってください。