かぼすラードラー ベアレン醸造所
【山岡さんの解説】
ドイツではこれまで色々な種類のビールが作られてきました。
どしっとしたものが多い伝統的なビールとは一線を画する「ラードラー」。いわゆるビールのレモネード割りです。
アルコール度数が2.5%と低いので、今までのビールとは違った楽しみ方ができます。
夏の暑さでも飲みやすいように、果汁感がうんと強くなってるので、ビールが苦手な方、アルコールに弱い方でも楽しめると思いますよ。
実は日本だけじゃなくヨーロッパ全体でアルコール度数の低いものが流行ってます。
ワインの主要産地のフランスなどでは、水の代わりにワインを、と言ってましたが、ミネラルウォーターの普及で若い人がワインをあまり飲まなくなっています。
それは、ドイツのビールでも同じ。
ドシっとしたビールよりも軽やかに飲めるものを、とラードラーが普及しました。
日本で最初にラードラーを販売されたのがこちらのベアレン醸造所さんです。
岩手で2001年に創業されたメーカーです。
ずっとドイツスタイルのビールを作り続けていらして、創業から10年目の時、ドイツに現状視察にいった際にラードラーに出会ったそうです。
海外でも日本ならではの柑橘類を使ったビールは人気なんですが、その中からかぼすを使って「かぼすラードラー」ができました。
夏になると、他の果物を使ったビールもでてきますよ。
じわっと暑くなるこれからの時期に人気の「かぼすラードラー」
是非お試しください!
ベアレン醸造所公式HP
https://www.baerenbier.co.jp/
【スタッフの感想】
わ!ジュース! と最初に驚くほど、爽やかで果汁感たっぷりです。
ほのかな渋みと青々しさが後を引く美味しさ。
4月にしては暑かったので、堀川戻り橋の小川で涼みながらいただきました。
もっと暑くなったら、水に足をつけて、かぼすラードラーをごくごく飲んだら最高だろうなぁ。
ちなみに私はレモンラードラーの方がホップの苦味を感じたので、もう少しビール感が欲しいという方にはレモンがおすすめ!
これからの季節は必飲です!