山岡酒店 × いわて蔵ビール
ほどなく
今回はビールではなく、クラフトジンのご紹介です。
【山岡さん情報】
昨年、コロナの影響で全国の酒屋ではビールが売れ残ってしまい
山岡酒店も例外ではありませんでした。
このままでは全て捨てることになってしまう。
そこで私たちは、いわて蔵ビール(HP:https://sekinoichi.co.jp/beer/)さんに
たくさんあったビールをジンに蒸溜してもらうことにしました。
ジンは蒸溜酒の一種。
香りになるもの(ボタニカル)を加えて蒸溜します。
ビールと違い、ジンは賞味期限がなく長持ちします。
1回目の緊急事態宣言下では
常陸野ネストビールを造る木内酒造が
全国のパブなどから余ったクラフトビールを回収し
無料でジンに造り変えて送り返したことで話題にもなりました。
今回作ったジン“ほどなく”のボタニカルの1つは「ごぼう」。
料理のくさみ消しにもごぼうを使ったりしますよね、そのイメージです。
予想以上にごぼうの香りが感じられ
ミョウガを浮かべるのが良く合うことを発見しました。
山岡酒店は、1930年より西陣の地で営業を始めましたが
その3年ほど前には西院で営業していたことが最近分かりました。
創業開始から “ほどなく” 95年を迎えようとしています。
そんな記念の気持ちが込められたジンでもあります。
【飲んだわたしの感想】
!水のような軽さに魅了される!
ジンソーダ(アルコール度数8%)は
既にレモンでわってあり甘みが少し加えられています。
瓶を開けると、ごぼうの土っぽい香りがふわり。
クラッシュアイスにドクドクと注ぎ
ミョウガの薄切りを浮かべていただきます。
「ほんとにアルコール8%?!
いくらでも飲めそう!」
まるで水とレモンのように
スッキリしていて軽いです。
もちろん、後で8%分の酔いは回ってきますが(笑)
レモンの味はしっかり感じられ、口の中はさわやか。
豆腐や卵、魚など和食なら何でも合いそうですが
個人的なオススメは
あえて味の濃い、焼き魚や煮魚と一緒に飲むことです!
例年より早い今年の梅雨。
“ほどなく”を飲みながら
ジメジメする時間を
すっきり雨の音を楽しむ時間に
つくり変えてみてはいかがでしょうか。