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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2022.01.29
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西陣京極のお店がある町内と住んでいる場所の町内とでは近所の人たちの雰囲気が全然違う。当たり前ではあるのだけど、

2つの場所はわかりやすく
一方は映画館が立ち並んだり、ピンク街だったり…もう一方は昔からの西陣織の会社や地主の人が多くいるようなところ。

エリアによって何があった場所か、どんな店がある場所か。どのような歴史があったかによって雰囲気が大きく変わってくる。

個人的に店が街を創っていくと考えているので、これからの町内の歴史や雰囲気を創りあげる意味でも自店も重要なピースであると。
少しづつ街を創る優しい風を吹かせていけたらなと。(具体的に何やねん笑)

特にカオスな雰囲気の西陣京極は、何度も変化し歴史を重ねて味をだしている。
下駄の音、日本映画、ピンク街、飲み屋街。

味が出過ぎて近寄りにくいくらいに。
そんな色濃い場所がまた歴史を重ねるべく少しづつ変化しているように感じる。
若い店主の店が増えたり、クーポン件作ったり、HP作成も進んでいる。うちのとなりのとなりには20代前半のオーナーの店ができる予定。

変化をとげ歴史を重ね独特の雰囲気を創り上げるこの場所がまた味を濃くしていく。
楽しみ。

森 風渡

風とCOFFEEオーナー森 風渡

2020年10月に"風とCOFFEE"を西陣京極にオープン。コーヒー屋には不向きとされる入り組んだ路地奥にて自家焙煎を行う傍ら、京都で1番ディープな路地(自称)である西陣京極に新たな風を吹かせるべく奮闘中。