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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2021.05.15
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こんにちは。好文舍の宇野です。
先日お客さんから、店で着物着たらどうですかとおすすめいただきました。きっと和室ですから雰囲気に合うと思ってくださったのでしょう。
実際来店のお客様で着物姿の方は多いと思いますし、また毎日着物の知人が好文舍で教室をしてくれてますので私自身和装を身近に感じています。
昔はアンティーク着物をコスプレ的に奇抜に楽しむ方が目立ちましたが、今私の周りでは古着を上品に着こなす大人の女性が増えているように思います。
紬の着物に半幅帯で気楽に着てみたり、角出しで粋に着こなしたり。普段着の和装が町の風景に溶け込むのは京都ならではですね。
ちなみに私は浴衣しか持っていませんので、早く西陣の旦那衆のような貫禄を身につけて、御召でもキリッと格好良く着こなしたいところです。
岡崎の「唐草」さんや堀川中立売にある「戻橋」さんのお店の名前を着物好きの方からよく聞きます。特に先日お会いした唐草のオーナーさんの着こなしは艶っぽかったですよ。着物に興味がある方はぜひ。
それではまた。次回もよろしくお願い致します。

宇野貴佳

好文舎店主宇野貴佳

油小路の路地奥でギャラリー喫茶を運営しています。 目立たない店が故か、ちょっと個性的なお客様が多いように感じています。 ここでの出会いを中心に、見聞きしたあれこれをお話しできれば幸いです。