2021.04.19
Written By中島慶行
社会福祉の仕事に就いて20年以上が経ちますが、異動がある身分なので、西陣界隈はまだ3年目の新参者です。
福祉は、「ふだんの、くらしの、しあわせ」のことだと言われています。
馴染みのお店や、居心地の良い場所で、おいしいものを食べたり、美しいものを観たり聴いたり、気の合う人とおしゃべりしたり。
たとえ身体が不自由になっても、住み慣れた地域で、何気ない日常の中に、些細な喜びや楽しみをたくさん見つけていくことが、福祉の本質だと思っています。
他の執筆メンバーを見ていたら、どうも自分だけ浮いているような気がしないでもないけれど、私の立場からすると、「西陣×福祉」の視点から、「ふだんの、くらしの、しあわせ」について、何か書ければ良いのかな、と思っています。
そんなことを言いつつ、案外、帰り道にある、おいしいパン屋さんのこととかを書くかもしれませんが、それはそれで、私にとっては、「ふだんの、くらしの、しあわせ」です。
これから、どうぞよろしくお願いします。
京都市小川特別養護老人ホーム 施設長中島慶行
立命館大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。 2009年より2年間、京都市小川特別養護老人ホーム副施設長兼京都市上京区地域介護予防推進センター長を務めたあと、伏見区の施設に異動。 2019年、京都市小川特別養護老人ホーム施設長兼京都市上京区地域介護予防推進センター長として復帰。 銭湯と牛乳とじゃこ天が好きです。