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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2022.08.31
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8月といえば地蔵盆。今年は町内の役員でもあったので初めて準備段階からの参加でした。
町内の先輩たちに教わりながら、まずはお掃除から。雑巾を絞ってお社を拭いて・・・までは想定通り。
ただ、その後出てきた、たらいとタワシ。
何に使うのかな?と思ったら、お地蔵様をおもむろに横の公園に移動し、なんとタワシで直接洗う!!
普段はガラス扉が閉まったお社の中に居られるのですが、一年でやはり塵埃が溜まるよう。夏の日差しのもと、水道直下で滝行のごとく洗われていくお地蔵様方。洗い終わってみると見目以上にとてもさっぱりしたような感じがしました。
乾くのを待ちながら、続いてお社の飾り付け。古い写真資料を見ながらこうかな、どうかな、と一同でわいわい相談しながらおまつりの準備を完成。飾り付けながら、町内の思い出話を伺ったり、お地蔵様の逸話を教えていただいたり。
地域の大切な行事に関わらせていただけることは学ぶことも多く有り難いです。
来年も再来年も、これから先もずっと、大切に受け継がれていくおまつりなのだなと、準備から関わらせていただいたことで一層実感を深めた夏の日でした。

松波さゆり

和裁士松波さゆり

岡山県出身。布好きが高じて京都で学び暮らし始めて早18年目。プロの和裁士としてテレビドラマの衣装をはじめ様々な仕立てを手掛ける。現在は市民運営の寺院 ”寳幢寺”のスタッフとして日々を過ごしながら、社会や地域に貢献できることを模索しています。