2022.07.04
Written By曽我高明
理事を務めるNPOの総会のため、コロナ禍以降、2年半ぶりに戻った東京で、締切間際にコラムを書いてます。久々に顔を合わせた友人に「京都は暑いでしょ?」なんて言われましたが、いやいやいや、梅雨明けした直後、連日35度を超える猛暑の続く東京だって、半端なく暑いですから・・・。
ところで、今回の東京滞在で面白かったのは、いつの間にか、自分が京都のまちの距離感で東京を眺めているのに気がついたことでしょうか。たとえば、品川駅から西五反田までタクシーで千円ちょっと・・・これは、今出川から四条烏丸まで行くのと同じ金額だなー、とか。あるいは昨夜、少し暑さが緩んだので、有楽町から淡路町のビジネスホテルまで、丸の内のオフィス街を抜けて歩いてみて、今出川から北野天満宮まで歩くより、もう少し近い感じかな?、とか・・・。
さてこの写真は、西陣ではなくて恐縮ですけれど、東京・墨田区の向島、鳩の街通り商店街です。向島は東京の中でも、京都・西陣界隈と、体感的なスケールが一番近いまちかもしれないなと、今回歩いて、改めて感じました。さあ、明日は暑い京都に戻ります。
ANEWAL Gallery現代美術製作所 ディレクター曽我高明
東京の下町・墨田区の向島で、長年展覧会やアートプロジェクトに取り組んできました。縁あって2017年より上京区に拠点を移し、ANEWAL Gallery 現代美術製作所(通称:現代美術製作所)をオープン。ゆるいペースで様々な活動をしています。