2022.01.22
Written By山本萌加
新年明けましておめでとうございます。
去年は西陣についてのコラムを書くという貴重な機会を頂き実り多き一年になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年初の投稿は、かわいい訪問客のお話し。
去年末に、
総合学習の一端で、“我がまち西陣について考える”というテーマを携え二条中学校の学生さん達が私たちの眼鏡工房アトリエとサロンに見学に来て下さいました。
師匠がアトリエを、私がサロンを担当し2グループにそれぞれローテーションで回って貰いました。
学生からは主に仕事についての質問や西陣の好きな所などを聞かれたのですが、余った時間にこちらから生まれ育った西陣というまちをどう感じているのか聞いてみました。
・若者が少ない・遊ぶ場所が少ない・もっと人が集まるまちになってほしい・その為にSNSなどを駆使して国内外に魅力を発信した方が良い・もの作りのまちに誇りを持っているが、自分達には当たり前の環境なので発信すべき魅力が見つけづらい
という様な再認識すべき素直な意見でした。
一方で、子供たちが“我がまち”について考えることが出来るコンテンツが沢山ある歴史ある西陣で育った子供達を羨ましく感じました。
Société Nouvelles Lunetts 視覚研究所 主任研究員山本萌加
武蔵野美術大学(工芸デザイン学科木工専攻)卒業後、眼鏡制作者七代目山ノ瀬氏に弟子入り。眼鏡制作の修行と、師と共に眼鏡ブランド〝Société Nouvelles Lunetts 視覚研究所〝の主任研究員てしてお店を運営しています。