2021.12.06
Written By曽我高明
![](https://osanote.com/sitemanage/wp-content/uploads/2021/12/R0001313-隅田川を眺めるプロジェクト-1024x683.jpeg)
おかげさまで、今年はコラムを書かせていただくようになって、季節の移り変わりや街の表情の変化に、以前より少しだけ敏感になれたように思います。ネタ探しの効用でしょうか。さて、写真は毎年秋になると堀川通りを明るい黄色で染める銀杏並木。先月末、たまたま渡った横断歩道からの入り口を見つけたので、初めて間近で眺めて来ました。中央分離帯の並木道なので、両側の車道によって周囲の街から切り離され、ちょっと異空間を歩いているような不思議な感覚でした。そこから少し下ったところには、つい先頃「堀川新文化ビルヂング」がオープン。書店とカフェとギャラリーを併設したオシャレな複合文化施設で、西陣散歩の途中、気軽に立ち寄れるのが良いですね。そうそう、身近なところでは、我が現代美術製作所のある路地の入り口にも、10月末「le murmure」という美味しいスイーツのお店ができました。製作所の活動再開に向け、甘党の自分には大いに励みになってます。スイーツとギャラリーのある「複合文化路地」なんてのは、いかがでしょう。なにはともあれ、再びコロナが猛威を振るわないよう祈る年末です。