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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2021.11.06
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コロナではないけれど、9月に人生初めての入院生活を経験しまして、3週間あまり病院で過ごしました。腕に点滴の針を刺し、リンゲルや抗生剤をぶら下げたハンガーを引きずって歩く不自由な毎日。一刻も早くこんな「ヒモつき」生活から解放され、また元気に京都の街を散歩したいと、そればっかり考えてました。10月末で退院から1ヶ月。体力も徐々に戻り、散歩の距離も以前と同じにまで回復、ようやくコラムのネタ探しも再開できるようになってホッとしています。いやはや健康あってのネタ探し。そんなわけで今回は、ちょうど京都市京セラ美術館で開催中の「モダン建築の京都」展に行ってきました。近代建築ファンには見逃せない、京都に残る有名な建物をほぼ網羅した、内容の濃い展覧会です。西陣エリアからは、以前も触れた「京都中央電話局西陣分局舎」(現・西陣産業創造会館)のほか、時々買い物や食事で利用する「堀川団地」が、貴重な資料や実物大の室内写真で紹介されていました。戦後の復興期、商店街再生を兼ねて建設されたRC造の都市型集合住宅。今も素敵な建物ですが、当時の人々の目には、さぞ輝いて映ったことでしょう。(会期は12月26日まで)

曽我高明

ANEWAL Gallery現代美術製作所 ディレクター曽我高明

東京の下町・墨田区の向島で、長年展覧会やアートプロジェクトに取り組んできました。縁あって2017年より上京区に拠点を移し、ANEWAL Gallery 現代美術製作所(通称:現代美術製作所)をオープン。ゆるいペースで様々な活動をしています。