2021.11.03
Written By岡田健

小学校3~4年、自転車にもそこそこ乗れるようになった頃、学校から帰ると近所の一つ上の先輩と自転車でよく近所を走りまわっておりました。
ある日のこと、今日はどこに行くかを考えていたところ「千中にものすごい坂道があって、ものすごいスピードが出せるんや!」という先輩の話でそこに行くことになりました。千本中立売から東へ一筋目、南に向けてのあの坂道です。
これ上れるの⁉
麓?から初めて見上げた急な坂道に驚きました。そして向こうに見える繁華街「西陣京極」と書かれた看板の、日中にもかかわらず何やらいいかがわしい雰囲気にも少しドキドキしながら、必死でペダルを漕いで頂上の中立売通りへ。繁華街の方を見る余裕もなく、Uターンして南向きに下った時のスピード感はたまらないものでした。
今となっては地形の成り立ちのほうが気になりますけど、あの坂道を自転車で通るとそんな頃の記憶が思い起こされます。
繁華街の中に入って行くのはもう少し後のことで、また機会があれば書こうと思います。
(^_^;)