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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2021.10.31
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オサノートリレーコラムの書き手である宇野さんが営む好文舎さんでは、京都を拠点にした作家さんの工芸品などの展示がほぼ月替りで行われている。
ときめく、しかもお手頃価格な陶器の作品にしょっちゅう出会ってしまい、
「このままだと、私はうつわ道楽になってしまう!」と心配になる。

日々、季節とともに生き、心と体で全てを味わうのが私の人生。

じゃあ、仕方ない。

2021年の初め、これは!と手にした「ゆるい鳳凰」という、ふわふわと軽やかに飛ぶ鳳凰の絵付けのお皿がお気に入りで、よくお茶請けに使っている。
鳳凰だけど畏まってなくて、ゆるくてふわふわ軽く飛んでて、「フラットな陽の明るさで進む」を意識した今年の私の感じにぴったり。
さらには、淡いブルーの色合いが素敵すぎて買った器も漬けものや煮物に重宝している。
ああ、このまま京都に住み続けたら、やっぱりうつわ道楽になってしまいそうだ。

誕生日祝いにAmazonのほしいものリストからプレゼントを送ってくれた人に、私の京都のお気に入りをお返しで送る企画をした。好文舎さんでみつけた可愛いりんごが絵付けされた器をある友人に送った。いっそ友人もうつわ道楽にしてしまえ、と思っている。

川原さえこ

もう一つの椅子川原さえこ

京都府長岡京市在住。フリーランスのリサーチャー、保育士。「もう一つの椅子」という名義でまちのランドスケープ(風景)研究を行う。東京下町から京都へ来て約1年。観光客でもなく京都の地元民でもない境界の視点でふらりと歩いたまちの景色を描く。