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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2021.07.19
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7月最初の日曜、昼下がりのこと。「はるちゃん、カラオケいるから、来たかったら来て〜」。震えたスマホを確認すると、友人からのお誘い。そうか、緊急事態宣言明けたんだ。お茶するんじゃなかったんかいと心の中でつっこみながらも、「行くー!」の即レス。西陣のまちなみと北野天満宮を自転車で颯爽と通り過ぎたところ、北野白梅町のカラオケがわたしたちの御用達。その日は声を掛けてきた馴染みの友人と、リアルで会うのは初めまして(オンラインでしか話したことない、はご時世あるあるだ)の友人もいたので、3人以上で遊ぶのは久しく、大分はしゃいでいた。

「勝手に楽しんでるけど、楽しいから、来たかったら来てね」という姿勢は付き合い方として非常に心地がよい。責任感もプレッシャーもないし、とても自由に思う。「人に会う」、もそうだし、「場を訪れる」、もそうだ。

行かなくてもいいんだけれど、行ったら、楽しい、刺激的で、人や物との出会いがある。美味しい、とかもあるか。心が安らぐ、とか。好きなお店とかね。西陣のまちにも、思い当たる節があるでしょう?

そういった関わりを、近くにたくさん置いていられたなら、人生豊かだよなあと思うのです。

龍田 春奈

咲里畑 届けびと龍田 春奈

1993年京都生まれ。西陣育ち。京都市西京区大原野「咲里畑」にて、季節の多品目の野菜、ハーブ、エディブルフラワーを、農薬や化学肥料を使わず育て、販売している。農ある暮らしの中に感じる豊かさを、人に届けることに喜びを見出しています。