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三輪浩朔

Laughterロースター三輪浩朔

2020年10月「Laughter」を開業。21歳までコーヒーを飲んだことがなかったが、タイ北部の農園に直接足を運んだことでその魅力にほれ込む。コーヒーを通じて生産者の思いやストーリーも届け、一杯から笑顔溢れる空間を紡ぐことを目指している。

2022.04.07
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4月に入り「新年度」がスタートしましたね!
「年」と「年度」があることで、早生まれの私は年齢や学年の紹介などややこしい時もあります。しかし、年明けから3ヶ月経ったタイミングでもう一度新しい区切りがやってくることで、新年に立てた目標やここまでの自分を振り返りながらもう一度スタートが切れる感じが個人的には好きです。

さて、新年一発目のコラムで今年の目標などに触れなかったので、改めて…
今年の目標は「人のココロを動かす表現者になること」です。

コロナとの戦いが始まってもう二年以上が経過しますが、初期のこれからどうなっていくのかという絶望の中で出会ったのが6人組ガールズグループの「BiSH」でした。

彼女たちの歌やパフォーマンスに勇気や生きる希望をもらった私は、自分も誰かにとっての「BiSH」のような存在になれるよう頑張ろうと決意しました。

新年度に合わせて西陣に引っ越してこられる学生さんなども沢山見かけました。
Laughterという場所も「このまちにあって良かった」そう思っていただけるよう2022年度も気合を入れて頑張っていきます。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします!

2022.03.08
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何度も雪が降り厳しい寒さが続いた冬もそろそろ終わり。
春の訪れを感じる温かい日も増えてきました。
と同時に、新生活の準備を始める方も増えてきました。先日もお客さんで「名古屋への引っ越しが決まりました」「就職で東京に向かいます」なんて声も聞きました。

実は、卒業や就職・引っ越しなどライフステージが変わってもまた京都に立ち寄った際にふらっと来てもらえるそんなお店になれば良いなぁというのがオープンするときの隠れた野望でした。

だからこそ、もちろん寂しい気持ちで一杯ですが、ただ商品をやり取りするだけでなくささやかながら個人的なお話を出来る事にとても幸せを感じます。

コロナ禍で様々なコミュニティの希薄化が叫ばれる中で、誰かにとっての「帰って来れる場所」でありたいなぁと思うし、自分自身もいつか西陣を離れる日が来たとしても「帰って来れる場所」と言えるようにもっともっと西陣の事を知りたいと改めて感じる日々です。

2022.02.02
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今年の正月休みは久しぶりに東京に行ってきました。
3日間の滞在でしたが、京都とは比べ物にならないくらいの人の多さと、立ち並ぶ高層ビル群、そして至る所で進む工事。
常に姿を変え進化を続けるまちに圧倒されっぱなしでした。

そして、3日間の滞在を終え戻ってきた西陣。そこには、いつもと変わらぬ「日常」が待っていました。
でも、束の間の「非日常」を経験したせいか、目の前に広がる「日常」がとても愛おしく感じました。

当たり前すぎる「日常」の素晴らしさを、西陣から離れてみて改めて感じることが出来ました。

今年もコロナ禍で不安定な状況が続きますが、色んなことにチャレンジし、色んなところに足を運んで、色んなものに触れながら西陣をもっと知り、もっと好きになる一年に出来ればと思います!

2021.12.23
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2021年も残すところあとわずか…

一年前を振り返ってみると、お店をオープンしたばかりだったこともあり、とにかく日々お店を開けることに必死で、それ以外のことに目を向ける余裕が正直ありませんでした。

そんな中、年明けに参加した西陣をテーマにした交流会「つぎにし」で、このまちの魅力的な人や場所に出会うきっかけを頂きました。
と、同時に自分たちがこの西陣で何が出来るのか?を考えるきっかけにもなりました。

その後「つぎにし」で出会った方がお店に来てくださったり、このコラムを担当することになったりと新しい出会いを沢山いただくことが出来ました。

2022年はそんな出会いを育んでいく一年に出来れば良いなぁと思っています。

皆様良いお年を!
(写真は堀川商店街にある鳥岩さん。週4日営業の立ち飲みは串や唐揚げといった鶏料理が充実して最高!オフラインでの繋がりも少しずつ取り戻されればとの願いも込めて…)

2021.11.24
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先日19日の夜は「限りなく皆既に近い部分月食」が全国各地で見られました。私と同じように思わず空を見上げた方も多かったのではないでしょうか。

そんなときにふと思ったのが、「最近上を見ることって無かったなぁ」ということ。

何をするにもスマホが便利なこの時代。どこにいても思わず画面を見てしまいがち。更に京都にはそこまで高い建物もなく、上を見ることってあまりありません。

でも、見上げてみると面白いことが!
こちらの写真は千本寺之内交差点から上千本商店街を写した一枚ですが、交差点前の100円ローソンの上(二階部分)を見てみると、テナントの左右で明らかに違う形の建物になっています。
一年以上通っていた場所ですが、これまで全く気付いていませんでした。

どんな歴史を経てこんな形になったのかは定かではありませんが、普段の目線では見えないところにまだ見ぬ西陣の魅力が沢山ありそうです。

2021.10.25
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先日10/15で自家焙煎コーヒー店「Laughter」をオープンしてから一年を迎えました。
西陣の地に店舗を構えてから早一年。本当にあっという間でした。

そんな記念すべき日の昼食に選んだのは大宮通沿いのお蕎麦屋「ゑびや」さん。

さかのぼること一年前。右も左もわからない西陣の地でバタバタと開店準備に追われていた私たちに、このまちのあれこれを教えて下さったのが近所の帯屋の社長さんでした。

その方が、「西陣に来たならこれを食べるべし!」と教えてくださったのがゑびやのそば定食でした。

950円というお手頃価格にして、そば一人前にご飯・お刺身・エビフライなどがつくボリューム満点の一品。初めて食べたときのあの感動は忘れられません。
そんな思い出の味に舌鼓を打ちながら、この一年間を振り返る昼下がりの一時でした。

ちなみにゑびやさんの創業は昭和40年(1965年)だそう。50年以上にわたって地域の方々に愛されています。
私たちもゑびやさんのように末永く愛される存在になれるよう頑張ります…!

2021.09.25
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京都で生活していく上欠かせないのが「通り名」だろう。
「四条河原町」「烏丸御池」といった普段目にする地名も縦横の通り名で構成されている。

しかし、地元名古屋では日常生活の中で通りの名前を意識することなど全くなかった。

なので、初めて京都に来た時に通り名がここまで生活の中に浸透していることにとても驚いたことを今でも覚えている。
最初は戸惑ったが、一度覚えてしまえばとっても便利。
「♪まるたけえびすに~」と何度も歌って覚えたものだ。

西陣界隈も綺麗な碁盤の目状になっているので、道案内の際などには通り名がとっても役に立つ。
しかし、ここで一つ大きな問題が浮上!
なんと、私が運営するコーヒー店「Laughter」沿いの道は全長350メートルほどしかないため通り名が付いていないのだ…。

これは困った!と思ったところでひらめいた。
「じゃあ通称をつけてしまおう!」と。
ぜひ、お近くを通る際は「ラフター通」と愛をこめて呼んでいただきたい。

2021.08.26
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「今日は一日頑張ったぞ!」
そんな日は500円玉を握りしめて銭湯に向かうのが私のルーティンだ。

京都府内の銭湯は最盛期の5分の1程まで減ってしまったそうだが、西陣界隈にはまだまだ銭湯が点在している。

世間話に花を咲かせるおじいちゃん達に、サークルや就活での悩みや恋バナで盛り上がる学生達。そして、時にはおじいちゃんと学生が楽しく話していることも。
銭湯ではみな飾らない「ありのまま」の姿だ。そのまちの「縮図」ともいえるだろう。

そんな光景を見ながらゆっくりと湯船に浸かるのがたまらないのだ。もちろん、風呂上がりのビールは外せない。

ちなみに私のおススメは「長者湯」
大正6年創業で100年以上の歴史を誇るこちらは、井戸水を薪で炊いているのがポイント。
ちょっと熱めのお湯で体の芯から温まるので、サウナに入らなくても「整う」ことが出来る。

お近くに寄った際はぜひ足を運んでいただきたい。

2021.07.27
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コーヒー屋として日々お店に立つ私だが、実は筋金入りの鉄道ファンである。
小さい頃から駅のホームに何時間もへばりついては母親を困らせていたらしい。

中学生くらいになると、青春18きっぷで色々な場所に旅をした。
京都にも何度か足を運んだが、一番感動したのは今でも市内を路面電車が駆け抜けていることだ。地元名古屋では私が生まれるずいぶん前に廃止されてしまったため、生で見る路面電車に何枚もシャッターを切った。

今となっては市内を駆け抜ける路面電車といえば「嵐電」だが、その昔は京都市電が街中に走っていて、千本通にも壬生車庫前から千本北大路を結ぶ千本線が1912年から1972年までの60年間に渡って運行されていたらしい。
調べてみると、見慣れた千本通を路面電車が走っている写真が何枚も出てきてちょっと不思議な気分になった。

そんな京都市電を置き換える形で誕生した市営地下鉄も今年で開業40周年。さらに、今年の3月には京都市電の関係資料が市の有形文化財に指定されたらしい。

今度の休みにはそんな市電の歴史をたどりながら街歩きしてみようかなと思う。

2021.06.28
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先日、海外に移住した方に密着したテレビ番組をみた。
そこで、移住してきつかったこととして「四季を感じられないこと」があげられていた。

普段なかなか意識しない「四季」も、日本人にとっては生きてく上での大切な要素の一つなのだろう。
西陣も日中は半袖でも過ごせるほど暑い日が続き、まさに季節は春から夏へ移ろうとしている。

私が西陣にお店を構えたのは昨年10月のこと。つまり、これから西陣で初めての夏を迎えることとなる。

「夏の西陣」は私にどんな楽しみを与えてくれるのだろう。

巷のお店を覗いてみると、様々なところで夏限定メニューがあるようだ。

日の入りが遅くなったことで、見落としていた色んなものに気が付きそうだ。

暑さに参っているだけではもったいない。自分なりの視点で初めての「夏の西陣」を思いっきり満喫したいと思っている。
四季を感じる喜びを噛みしめながら。

p.sオサノートを通じて皆さんが知ってる西陣の夏の魅力も知れたら良いなぁ