2021.08.16
Written By中島慶行

毎年、夏休みになると、地域のあちこちでラジオ体操が行われます。
当施設の裏手にあるみつば幼稚園のグラウンドでも、毎年100名以上の方々が早朝から体操に励んでおられます。
うちの特養の入居者さんたちも、12年ほど前から毎年ラジオ体操に参加させてもらっています。
もともとは、Aさんという女性が居室でラジオ体操をされていたのを見た職員が、グラウンドでもラジオ体操をしているし、せっかくだから一緒にやっては、ということでお連れしたのがはじまりでした。
地域の方々と顔を合わせるという緊張感からか、Aさんは毎朝5時に起きて、ばっちり化粧をして、グラウンドに連れていってもらうのを待つようになりました。
Aさんと一緒に参加していたBさんも、それが生きがいに繋がったのか、一生懸命リハビリに励まれるようになり、10年連続で皆勤賞をとられるまでになりました。
残念ながら、去年・今年と、コロナ禍により中止になってしまいましたが、来年こそは再開されることを願っています。
そういえば、今年のオリンピックのメダリスト・芳田司選手もみつば幼稚園の卒園生なんだとか。
幼い頃、うちの入居者さんたちと一緒にラジオ体操をされていたのでしょうか?