新しい年が始まった。
年末はバタバタ、年始はダラダラ、お腹の空く間のない三が日。
この国には、「この日にはこれを食べる」という世間のしきたりがたくさんあるけれど、お正月はやはり特別だと思う。
お重に詰められたお節料理や、お雑煮は、「正月はこれやな」感をもっとも感じられるものだ。
そしてこの「やっぱこれやな」が各家庭にあるのがおもしろい。
西陣のわたしの実家では、白味噌雑煮の具は丸餅のみだが、京都でも家庭によってまちまちだ。
去年は初めて新潟でお雑煮をいただいたけれど、めちゃくちゃ具沢山だった。
今年、全部は出来ないかもしれないけれど、なるべく、季節のしきたりに倣いたいな。