2022.01.09
Written By松波さゆり
日本に生まれてきてよかったなあと思うことで、ひとつは美味しいものがあふれていること。もうひとつは、かわいいものがあふれていること。アニメやご当地のキャラクターしかり、西陣界隈のイベントごとでもポップなのぼりがそこかしこに上がっていたりと街も心もカラフルに彩られていくようで出会うたびわくわくします。
新年の前後に全国に出現する干支というアニマルキャラクターも実は楽しみのひとつで、昨年は牛キャラを存分に堪能し、今年はさて寅かと。気に入るデザインのものに出会うと「寅年」なんて1年間限定ワードが記載されていてもつい手が伸びそうになってしまいます。新年柄で個人的にヒットしたのが某サブレのこのパッケージ。ゆるい柄なのに結構緻密(??)に“トラ”が織り込まれていて、そうそう、日本のこういうとこ好きなんだよね、なんてにやにやしてしまう。楽しいこと、好きなこと、心わくわくすることを、今年もここ西陣で過ごしながら沢山見つけてゆきたいなと思っています。
和裁士松波さゆり
岡山県出身。布好きが高じて京都で学び暮らし始めて早18年目。プロの和裁士としてテレビドラマの衣装をはじめ様々な仕立てを手掛ける。現在は市民運営の寺院 ”寳幢寺”のスタッフとして日々を過ごしながら、社会や地域に貢献できることを模索しています。