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西陣にまつわる人々が、毎日綴るリレーコラムCOLUMN

2021.09.25
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京都で生活していく上欠かせないのが「通り名」だろう。
「四条河原町」「烏丸御池」といった普段目にする地名も縦横の通り名で構成されている。

しかし、地元名古屋では日常生活の中で通りの名前を意識することなど全くなかった。

なので、初めて京都に来た時に通り名がここまで生活の中に浸透していることにとても驚いたことを今でも覚えている。
最初は戸惑ったが、一度覚えてしまえばとっても便利。
「♪まるたけえびすに~」と何度も歌って覚えたものだ。

西陣界隈も綺麗な碁盤の目状になっているので、道案内の際などには通り名がとっても役に立つ。
しかし、ここで一つ大きな問題が浮上!
なんと、私が運営するコーヒー店「Laughter」沿いの道は全長350メートルほどしかないため通り名が付いていないのだ…。

これは困った!と思ったところでひらめいた。
「じゃあ通称をつけてしまおう!」と。
ぜひ、お近くを通る際は「ラフター通」と愛をこめて呼んでいただきたい。

三輪浩朔

Laughterロースター三輪浩朔

2020年10月「Laughter」を開業。21歳までコーヒーを飲んだことがなかったが、タイ北部の農園に直接足を運んだことでその魅力にほれ込む。コーヒーを通じて生産者の思いやストーリーも届け、一杯から笑顔溢れる空間を紡ぐことを目指している。